美作市 後山

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山 行 日 程 2008年8月10日(日)
天   候
同 行 者 やまあそさん、OAPさん

 今日は、やまあそさんのお誘いを受けてOAPさんと3人で後山に美作市道仙寺奥の院から登ってきました。
 このコースは、以前からやまあそさんからいつか一緒に行きましょうとお誘いを受けていたのですが、今日その日がやってきました。
 宍粟市山崎町で合流し一路美作市の後山キャンプ場に向かいます。キャンプ場の駐車場に駐車し準備を整えて9時30分出発です。
 今日のルートはまず、道仙寺奥の院を目指しますが、この山域は役行者を祀る修験の場で途中から女人禁制となります。修験の場ですから当然ルートも険しく、またやまあそさんにとってはお宝も満載コースでしょう。
 キャンプ場の奥に登山道があり、行者山参道とプレートがあります。そこから斜面をトラバースするように東に道が付いています。
 10分ほど歩きますとお堂が出てきました。やまあそさんがカメラを地面に向けて写真を取っています。何かと思えばアリジゴクです。ほぜるとウスバカゲロウの幼虫が出てきました。昔はアリを落としてよく遊んだものです。
 お堂の先には滝がありその上部からキャンプ場に水を引くホースが取り付けてありました。


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「キャンプ場の奥に標識」  
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「南には日名倉山」 「滝」

 駐車場から30分ほどで奥の院への正規の参道に合流します。ここからが本当の修験の道です。
 正規の山道を登ること15分ほどで女人禁制の結界門が出てきました。そこにはお堂があり、「行者山 美作後山 母御堂」の看板が掲げてあります。
 そこからは石がごろごろした沢沿いを登りますが、いたるところに蔵王権現などの石仏があり、やまそさんはとても嬉しそうです。そのため、何度も立ち止まってしまうのでなかなか先に進みません。
 結界門から40分ほど登ると前方に白い物体が見えてきました。近づいてびっくり!石垣です。それもなんと高いことか!見上げると奥の院が見えました。この石垣を攀じ登って10時50分奥の院に到着です。


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「女人禁制の結界門」 「ごろごろとした登り」 「奥の院の石積み」

 休憩がてら奥の院をあちらこちらと見て周ります。お参りを100回したとか50回したとか記念碑が建っています。奥の院から社務所に向かいその奥に進むと修験のルートがありました。その手前に岩の入り口があるので覗いてみると土がこんもりと盛ってあります。これは!テレビで見たこと有るぞ!確かコウモリの糞だ!そう言って見上げるとコウモリが群がっていました。お〜!!気持ち悪い!!!先を急ごう・・・
 見物に時間を食ってしまいちょっと永いをしてしまいました。11時13分奥の院出発。なんとキャンプ場の出発から1時間45分が経過しています。これは大変な一日になりそうな予感です。
 ルートにはピンクのテープが付いており踏み後も明瞭でルートを外すことはないと思われますが、何せ修験のルートですからこの先どうなるのか全くわかりません。奥の院からは南の斜面をトラバースするように登っており、GPSを見ると標高1140m付近を稜線と平行に東に向かっていますが、テープを頼りに地面に這い蹲るように登ったり、岩場を下ったり結構大変です。


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「道仙寺奥の院」 「地を這い・・・」 「岩場を下り・・・」

 延々と足場の悪い修験の道をトラバースしていると視界が開けました。前方に大きな絶壁が立ちはだかっています。「まさか、あんなところ行かへんやろうなぁ・・・」とやまあそさん。「いやぁ、行くんとちゃあう?」と私。「嫌やでぇ!」とやまあそさん。そこに間髪いれず「行くかも知れんな・・・」とOAPさん。
 その絶壁を右に見ながら今度は徐々に高度を上げて行きます。そして、登ったり下ったりを数回繰り返すと急な斜面にやってきました。のの斜面を登るとひょっこり尾根に出ました。そこにはなんと石柱があり、文字は読めませんが修験の何かを示すものに間違いないでしょう。
 その尾根の先に行くと・・・そうです、私たちはあの絶壁の上に立っていました。絶壁の先端からは奥の院が見え、また南には視界が大きく開けています。


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「断崖絶壁」 「尾根に出ると石柱」 「絶壁の上から遥か右下に奥の院」

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「絶壁の上から南方向」

 そしてここから尾根を登りますが、先を見ますと笹が立ちはだかっています。最初は人が通れるようなトンネル状でしたが、先に進むに連れて笹が厚くなり最後の10数メートルは掻き分け掻き分け進み、やっとの思いで抜け出しました。
 後は楽珍な登山道を歩いて頂上に向かうだけ。ところが、あの薮漕ぎで疲れてなんとわずか頂上までの200メートルが長かったことか。
 なんと3時間30分かけて12時56分、後山頂上に到着です。標高1344.6m。


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「笹薮に突入」 「笹薮から脱出」 「後山頂上に到着」

 頂上には誰もおらず、着いたとたんかすかに雷が聞こえ、やまあそさんはビビッている。
 今日は、たぬきさんが氷ノ山に登っておられるとの事で無線で呼ぶものの応答はない。その代わりMXFさんからコールがありしばし交信する。
 ゆっくりと食事をして下山に取り掛かります。下山は舟木山からキャンプ場近くに下山する舟木山登山道を利用します。
 整備された道はなんと歩きやすいのでしょうか。「一般登山道は高速道路です」とやまあそさんは言っている。確かに、笹薮の1メートルに要する時間から考えると本当に高速道路だ。OAPさんはいつものとおり走っている!
 後山頂上からわずか20分で舟木山(標高1334m)に到着。三角点もなくだらっとした丘のようなピークですが宍粟50山に認定されています。
 ここから舟木山登山道は整備された道を下ります。途中面白いこともあり結構楽しい下山でした。
 舟木山分岐から丁度1時間で登山口に到着。


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「舟木山頂上」 「丸太の階段」 「道路に出る」

 OAPさん、やまあそさん、今日は思い出深い山にお誘いいただき有難うございました。
 後山に登るのに3時間半もかかるとは夢にも思いませんでした。


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