宍粟市

水剣山            長水山

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山 行 日 程 2008年12月13日(土)
天   候 晴れ
同 行 者 OAPさん

 今日は、私のふるさとの山である、「水剣山」「長水山」に登ってきました。
 この二つの山は宍粟50名山に選定されメジャーになりました。しかし、長水山は城址であるからともかく水剣山は選定されるまではあまり知られていないと思います。知っているのは蔦沢の人くらいでしょうか。と言うのも、今は廃校になった蔦沢中学校の校歌に出てくるからです。
 「春立てば、早蕨萌えて、雲雀鳴く。水剣山の山陰の雲にも通う学びの舎・・・」
 実家の軽トラで河原山に向かい、昔子供のころよく泳いでいた砂止め(砂防堤)に向かいます。この沢の水は冷たく、真夏でも数分間水に浸かったら体が冷えてお腹が痛くなったものです。
 その砂止めを横目にがたがたの林道を1.5kmほど入ると広い場所に到着。そこには「森林水環境整備事業」の看板が立っていて、国有林の状態が説明されていました。
 準備を整えて10時10分出発です。今日は、時間があれば長水山まで行く予定ですが、出発が遅いのでどうでしょうか?駄目なときは大谷に下山することを考えOAPさんの車をデポしています。
 しばらく林道を歩き、沢を渡って斜面に取り付きます。そこは若い杉の植林帯ですが、そこそこ成長していたので、枝打ちはされていませんがすいすい登れました。
 尾根をはずさないように鹿道を利用しながら50分ほど登りますと、植林帯を抜けました。振り返ると黒尾山が綺麗に見えています。こちらから見ると台形に見えています。


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「林道終点から沢に下りる取り付き」 「杉林を登ります」 「振り返ると黒尾山」

 植林帯が終わり自然林のだらっとした尾根をジグザグに登っていきます。しばらくはちょっとした藪のようですが、高度を稼ぐにつれて歩きやすくなりました。
 登り始めて70分で759ポイントに到着。急な登りもここまです。この759ポイントは西からなだらかな尾根が来ており、この尾根のコースも考えていたのですが、今日は長水山まで行くので次の機会に登ることにしておきます。
 ここからルートを真南に取り110mの標高差を700mの移動距離で登り水剣山に向かいます。
 水剣山には3つのピークがあり、その真ん中に三角点があります。約30分ほどで水剣山の西側のピークに到着です。


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「だらっとした尾根を登ります」 「759ポイントに到着」 「水剣山西ピークに到着」

 さて、いよいよ水剣山頂上に向かいます。水剣山の西側には明延という小さな集落があります。そこは私の母方の祖母の生まれたところです。子供のころ、授業が終わって運動場で遊んだあと夕方になり都多小学校から家に帰る時、松浦製材所の前で東を見ると夕日に映える水剣山が良く見えました。
 11時50分、登り始めて1時間40分で水剣山頂上に到着です。
 頂上には3人の男性が寛いでいる。私は無線でMXFさんと繋がりしばし交信。OAPさんは先客と宍粟50名山の話で盛り上がっている。
 頂上からの景色は南側に開けてはいるが幅が狭いので、大展望とはいかないが明神山などが良く見える。今日は霞んでいて遠くは小豆島がかすかに見えた。
 1時間ほど休憩して大谷と梯を結ぶ峠に向かいます。


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「水剣山頂上」 「霞んでいるがまずまずの眺望」

 今日は何とか長水山まで歩きたいと思っていますので、先を急ぎます。
 まず、水剣山から吊尾根を通って反射板のある808ポイントのピークに向かいます。
 水剣山頂上から南に急な斜面をしばらく下りますが、この斜面が滑りやすい斜面で慎重に下ります。約100m下ると吊尾根です。結構痩せた尾根で右側は切れ落ちているようなところも少しあります。
 頂上から30分で反射板に到着です。


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「気持ちの良い吊尾根」 「反射板の手前の岩場」 「反射板に到着」

 ここから宍粟50名山としての正規ルートから外れ、正規ルートである尾根の東の尾根を辿って梯峠に向かいます。梯峠までのルートは問題ないと思いますがOAPさんも歩かれたことがないらしく全くの不明です。
 梯峠までの距離は約1.5kmで標高を450m下ります。しばらくはちょっとした藪なので歩くのには問題ありませんが、中腰で歩くのが続くので少し疲れます。藪を抜けると檜の植林帯に入り、しばらく歩いていると檜の隙間から次の目的地である長水山が見えました。
 松ノ木や杉の木の倒木の歩きにくい尾根を抜けると東に視界が開けました。その正面に宍粟50名山41番の宮山が正面に見えています。
 ここから梯峠に向かって急な斜面を一気に下って梯峠に到着です。


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「長水城址」 「急な斜面の下り」 「梯峠に到着」

 ここから長水山まで150m登りますが、明確な尾根なのでルートをはずすことはありません。
 最初はちょっとした藪を登っていきますが、しばらくすると東側が植林帯になり歩きやすくなってきます。途中振り返ると水剣山が植林帯の隙間から見えました。
 順調に高度を稼いで奥の院に到着。長水山頂上はもうそこです。ところがここにきて問題が発生!なんと、頂上はすぐそこなのに杉の倒木だらけで歩けるところがありません。本当にひどい倒木です。
 頂上東の倒木の斜面をトラバースしていると、OAPさんがいきなり方向を右に変更し頂上向かってとても急な斜面(角度は60度を越えている)を登ろうとしています。「えっ!直登するの?」と言ってもOAPさんはかまわず登っていく。仕方なくついていくしかない。奥の院から標高差40m、移動距離200mをなんと15分もかかってようやく頂上に到着です。


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「最初はちょっとした藪」 「なかなか良い尾根」 「城址に直登する」

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「城址から水剣山」

 時刻は15時30分です。さて、これからどうするか?せっかくここまできたのだから尾根を辿って生谷まで歩きたい。そう話すとOAPさんも快く了承してくださり、本日のロングなコースを歩くことに決定。
 ここからは、かつて宍粟郡山崎町が「日本一の階段の数」を目指し生谷から長水山まで付けた木の階段のルートを辿ります。
 距離は約5kmで、問題は暗くなる前に下山できるかどうかです。暗くなってもルートを外れることはありません。
 初めて歩く尾根は、木の階段が邪魔で歩きにくいことこの上ない。そういいながらも順調に歩いて生谷温泉に無事下山。JMMさんのお迎えで本日のロングな山歩きは終了、時刻は17時10分。


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「なかなか良い尾根」 「山崎東中学校裏山の岩場から」

 今日はロングなコース(11.7km)を歩きましたが、念願の縦走ができて大満足。山崎東中学校の裏山の岩の上から見た山崎の町並みの景色は最高でした。
 今日歩いたトラックです。


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