宍粟市 天児屋山

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山 行 日 程 2009年2月7日(土)
天   候 晴れ
同 行 者 OAPさん

 今日は、かねてから行きたいと望んでいた天児屋山に連れて行ってもらいました。
 天児屋山は江波峠と大通峠とのほぼ中間にある1244mの山ですが、周りはチシマ笹に覆われているので積雪期にしか行くことができません。今回、三室山登山口に車をデポし、千種スキー場から大通峠まで縦走することとしました。
 千種スキー場に駐車料金を支払い、警備の人に理由を説明してラドンの泉まで進んで駐車します。
 駐車場から南を見ますと、後山から駒の尾山まで逆光の中に綺麗に見えています。
 準備を整えて、9時18分に出発です。
 昨年の3月は、ここから遥か沖ノ山まで往復16km、7時間40分歩きましたが、今日はどのくらい歩くのでしょうか?
 しばらく除雪された道を200mほど歩くと除雪が終わり雪上歩行となります。
 古い足跡がありますが、先を進むと無くなり、本日の先行者は無いようです。
 快晴の中を進んでいくと左手に長義山が見えてきます。この山も「宍粟50名山」に選定されていますが、「ちょうぎさん」なのに標識には「なぎさん」と書かれています。まぁ間違いでしょう・・・「なぎさん」と言えば那岐山「なぎせん」のことですから、ここにもへんてこな宍粟50名山が出現です。
 先を進み東を見ると今日目的の山である伝小屋山が良く見えています。
 駐車地から25分ほどで峰越峠に到着、東屋の屋根の積雪は昨年の3月頃と同じくらいで、今年は雪が少ないように思います。そういえば、歩いてきた道のガードレールが丁度隠れる程度でしたから積雪は1mくらいでしょうか。
 ここからいよいよ尾根に取り付きます。まずは江波峠を目指します。

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「快晴の中を峰越峠に向かう」 「いよいよ尾根に取り付く」

 しばらく檜の植林帯を登っていきます。峠から取り付いていますので10分ほど登ると鳥取県側は植林帯、兵庫県側は自然林となります。「鳥取県側も自然林だったらとても良いぶな林だったろうなぁ・・・」とOAPさんが言っている。確かに兵庫県側はととても良い雰囲気だ。
 ここからは、こういった雰囲気の林の中を楽しみながら江波峠に向かいます。
 江波峠には、一昨年の夏に若桜町吉川から古道を辿って江波峠に行ったことがありますが、その後、江波峠から若杉峠へのルートを歩いたので、このルートは初めてです。

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「しばらくは登り」 「とても良い雰囲気のぶな林」

 峰越峠から小1時間で江波峠に到着。峠のお地蔵さんは雪の下で、この標識の下に佇んでおられます。
 ここから東に100m程進むと宍粟50名山の「三国平」です。三国平に向かって歩いていると立ち枯れした木に氷雪がびっしりと付いています。見上げればなかなかのもので、風が強かったことを伺わせてくれます。
 江波峠からわずか5分で三国平に到着。三国平は山ではありませんが、何故か50名山なのです。その三国平も今日は一面雪に覆われており、また、木々の葉も落ちているので結構な景色です。雪の無いときは全く景色は無いそうですが、今日は天候も良く北西を見ると東山(とうせん)が美しく見えています。

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「江波峠に到着。この下にはお地蔵さん」 「木に付いた氷雪」

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「三国平に到着」

 さていよいよ天児屋山に向かいます。三国平から天児屋山までは約1.5kmですが、標高差はほとんど無く快適な雪上ハイクができそうです。そう、今日は山登りというよりは、ハイキングです。
 天児屋山までの中間点までの標高差は75mほど、そこからはほとんど平行に歩いていきます。
 だらだらとした雪上を楽しみながら歩いていると正面に綺麗な丘が見えてきました。この丘が、昨年わーさんとしみけんさんが天児屋山だと勘違いしたところのようです。でもとても綺麗な形なのでこれがピークだと勘違いしてもおかしくはありません。
 しばらくこの丘の美しさに見とれていましたが、ふと振り返りますとなんと沖ノ山から東山(とうせん)が一望です!

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「天児屋山中間点の丘」

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「振り返れば沖ノ山から東山(とうせん)が一望」

 この丘を越えると天児屋山まではほとんど登りは無く快適な雪上ハイクとなりました。周りの景色を楽しみ、南側の後山から駒の尾山を遠望し本当に楽しい山歩きをしました。
 あの美しい丘を越え20分ほど歩きますと目の前にピークが見えてきました。いよいよ天児屋山に到着のようです。
 11時25分天児屋山頂上に到着。今まで良く見えなかった東の山々が良く見えています。
 天気は上々、景色は最高です。

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「緩やかな雪上ハイク」 「いよいよ天児屋山」

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「天児屋山から東を望む」

 1時間ほど景色を堪能しながら昼食休憩をしていよいよ大通峠に向かいます。
 今までは穏やかな斜面のハイクでしたが、これからは一旦130mほど下り80m登り返して後は峠まで下るだけです。
 天児屋山からの下りは快適でした。程よい斜面なので豪快に下ることができます。しかし、下りきったところからの登りは少しきつかったですね。2月の初旬というのに、この斜面はすでに笹が起き始めていて、雪の少なさを物語っているかのようです。
 きつい斜面を登りきり、進んでいくと正面に三室山が大きく見えてきました。いよいよ最後の下りです。
 歩いていると「三室山までいけそうな気がする・・・」とOAPさんがとんでも無いことを言い始めるのでびっくりしました。
 それは次回に取っておこう!

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「峠に向かう最後のピーク」 「ピークを越えると正面に三室山」

 正面に三室山を見ながら歩いているととても雰囲気の良いぶな林の中を歩くことができた。若いぶなも結構多い。でも、足元はおそらく笹だらけで、雪の無い季節はきっと天児屋山は無理だろう。
 そんな話をしていると、13時40分に大通峠に到着。後はいつもの旧道を下山し、わずか1時間でデポ地に到着した。
 下山時刻は14時40分。

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「峠手前のぶな林」 「大通峠に到着」

 実は、天児屋山からの下りで私が落し物をしたので30分ほど時間をロスしてしまいました。あれが無ければ三室山も行けたかもしれませんが、時間的にはぎりぎりだったでしょう。
 次回は、是非三室山まで行ってみたいと思いました。でも、実際やるなら逆のルートのほうが無難かもしれません・・・
 念願の天児屋山に快晴の中登れて大変満足しました。OAPさん有難うございました。
 今日歩いたトラックです。


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