宍粟市50名山 植松山

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深山の北斜面から

山 行 日 程 2009年6月20日(土)
天   候 晴れ後曇り一時雨
同 行 者 単独

 今日は久しぶりの単独行になりました。
 どこに行こうかとカシミールを眺めていると、カンカケ越から植松山まで歩いていないことに気が付きました。以前OAPさんに誘われたことがありましたが、都合が付かず参加できませんでした。
 植松山からカンカケ越までならカンカケ越から千種町の川井の集落に下山するしかなさそうですが、植松山登山口から竹呂山登山口までカシミールで平面距離を測ってみると11kmほでです。時間2.5kmとしてもまぁ5時間有れば歩ける距離ですので折角ですから竹呂山まで足を伸ばすことに決定しました。
 単独で行くとなると自転車が必要です。竹呂山登山口に折りたたみ自転車をデポし、植松山登山口に向かいます。植松山登山口は林道を詰めたところにありますが、今日は単独、最初に登山口まで歩くか、終わりに登山口まで歩くか・・・
 疲れた体で林道を詰めて登山口まで歩くよりも最初に歩いたほうが得策と判断し、国道429号線の植松山登山口の看板の横に駐車して9時13分出発、日名倉山が良く見えており天気もまずまずです。
 今まで植松山に何度か登った事がありますが、ここから登ったのは1度だけで、そのときはふるさと兵庫50山のコースを辿りました。今回、宍粟50名山に選定され、OAPさんが尾根コースを設定されたということなのでそのコースを使って植松山を目指します。
 国道からしばらく歩くと鹿除けの柵がありここからコンクリート舗装になります。所々ショートカットして25分で登山口に到着です。今日はまだ誰も来ていないようです。

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「国道脇に駐車」 「植松山登山口に到着」

 ここに立つのも久しぶりです。台風の倒木などで荒れていましたが、宍粟50名山に選定されたので改善されていることでしょう。
 登山道に入ると良く踏まれており道がはっきりとしています。以前の植林帯の中はこんなに明確ではなかったように思います。沢を3度渡るところから右の尾根に取り付くことを頭に入れて歩いていると標識が出てきました。しっかりとした標識で見逃すことはありません。
 左の沢沿いの谷コースに行けば定番ルートです。今日は尾根コースに入ります。さてどんなコースでしょうか?

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「良く踏まれて歩きやすくなっている」 「谷コースと尾根コースの分岐」

 しばらくは杉林のつづら折れの作業道のような良く踏まれた道を登っていきます。上から裾広がりの尾根なので道が無ければ迷ってしまいますが、迷いようの無いはっきりとしたルートです。
 20分ほど登りますと明確な尾根に到着です。ここからはルートに迷うことは無さそうです。
 明確な尾根を5分も登ると踏み跡が右と左に分かれています。植松山は真っ直ぐ上の方向だと思い辺りを見回すとOAPさんのプレート発見!ちゃんと地形を頭に入れておけば間違うことはありません。
  しばらく急な尾根を登ると右側に視界が開けました。良く同定は出来ませんでしたが、帰宅後カシミールで確認すると上郡、相生方向の山並みでした。
  少し登ると尾根が左右に広がっておりどちらに進むか迷いますが、再びOAPさんのプレートが正しいルートを示してくれます。

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「ここからが本当の尾根歩き」 「プレートに従って登ります」

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「南の方向を望む」
(正面の尾根は福海寺から登る尾根))

 しばらく登ると徐々に尾根は緩やかになり植林帯を抜けると右方向へのプレート。いよいよ植松山の頂上に向かいます。
 植林帯を抜けるととても良い雰囲気のところを穏やかに登ります。やがて、福海寺からの尾根に合流し植松山に到着です。時刻は10時50分です。
 植松山登山口から70分でした。
 ここで今日1本目で喉を潤します。天候は徐々に下坂のようで曇ってきています。でも、なかなかの眺望です。

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「緩やかな尾根を右に進む」 「植松山頂上」
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「植松山からの展望」

 今日はそこそこの長丁場。ゆっくりとここでお昼にしたいものですが先を急ぎます。
 北のヒルガタワの方向に向かっているとなんともいえない景色。ほんと今日ここに来てよかったと思った瞬間です。宍粟市の尾根が一望です。
 少しの間ヒルガタワ方向の景色を堪能し、左方向のカンカケ越方向に向かいます。ここからは未知のルートです。
 しばらくは自然林のルートでしたが、やがて左側から杉の植林が現れ始めました。尾根を歩いていると倒木などもありますが、尾根が緩やかなので巻いて歩けばなんら問題はありません。

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「ヒルガタワ方向を望む」

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「ヒルガタワに向かう途中で左方向に」 「なかなかの自然林」

 途中、鹿の遊び場のようなところを見たりしながら進んでいきますが、今のところ歩くのに全く問題ないルートです。途中本当に大きなミズナラの木がありました。これを見ればこれから先がとても楽しみになってきます。
 一人静かな山を歩きます。
 歩きやすい尾根を歩きながらポイント1178を過ぎてちょっとしたピークを左に折れて下ると岩場が現れました。左に巻いてふと見るとプラケースに石が乗せてあります。これは・・・
 以前、OAPさんJMMさんやまあそさんと大甲山から植松山に縦走したときもこんなのがあったっけ!

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「まだまだ歩きやすいルート」 「謎のデポ」

 このデポのプラケースを発見して下っていくと左に開けた場所に出てきました。ここで昼食を取ろうとしましたが虫が多く断念。もう少し下ってからと思って下ると、あのプラケースの呪いか徐々に藪っぽくなってきました。左側には若い檜の植林帯、右はちょっと急な斜面で自然林です。あぁあぁ・・・・
 何とか落ち着ける場所を見つけて昼食。終えるとすぐに出発です。
 途中右手に視界が開けましたがガスの中。うっすらと見える形状は竹呂山?
 国道から歩いて3時間30分でカンカケ越到着。時刻は12時50分です。

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「あれは竹呂?」 「歩きにくい尾根になる」

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「カンカケ越に到着」

 時刻は12時50分、竹呂山まではそんなに時間は掛からないはず。
 初めて竹呂山に登ったときの下山ルートを登っていきますので安心です。
 カンカケ越から登って10分もしないうちに大きなぶなの大木!いったい植松山からカンカケ越までの尾根は一体なんだったんでしょうか?カンカケ越を境に北側はなんと素晴らしい尾根か!

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「カンカケ越からすぐのぶな」 「緑が美しい」

 ここから歩く時間は至福の時間でした。植松山からの苦労が報われるそのときでした。
 天気が下り坂になり雨が降り始めましたが、とても気持ちが良いのです。元々雨は嫌いじゃないし、雨は嫌なことを洗い流してくれます。
 そんな風に一人ほくそ笑みながら登っていくと立派で大きなぶなに遭遇!
 頂上はいよいよです。

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「なんともいえないぶなの尾根」 「目印の大ぶなの木」

 だ〜れもいない頂上に13時50分に到着。雨はしとしと降っています。ガスが立ちこんできました。
 人間のいるべき世界ではないような気がします。

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「竹呂山頂上」

 こここでようやく2缶目の泡で喉を潤し、いよいよ下山です。
 2週間前は三角点に立てませんでしたが今日は見れて良かった。
 ガスが湧き出てくる中を三室山方向に歩くこと20分で宍粟50名山の正規ルートの谷コース分岐に到着。2週間前はこのまま三室まで縦走しましたが、もうずいぶんと昔のような気がします。
 ここからの下りは檜の急な植林帯を下ることになりますが、谷を外れないように下れば道に迷うことはありません。

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「三室山縦走との分岐」 「急な植林帯を下る」

 その単調な尾根を下っていくと沢筋のルートになりました。
 このルートは谷を下るルートなので道に迷うことはありません。どんどん下っていくと左の尾根が伐採地となり、作業道に合流します。
 切り出し作業道を下って竹呂山登山口に14時30分到着。予定通り5時間でした。

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「最後は伐採地」 「竹呂山登山口に到着」

 今日は、天気がもつかと思って登ったのに午後は雨・・・
 駐車地まで戻る自転車は軽快そのもの!でも雨でビショビショ・・・
 久しぶりの一人歩きも乙なものでした。
 今日歩いたトラックです。


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