養父市大屋町氷ノ山

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山 行 日 程 2009年7月11日(土)
天   候 晴れ
同 行 者 OAPさん

 今週の土日は天候が悪いとの予報が外れ何とか1日持ちそうだ。涼しいところを求めて久しぶりに氷ノ山に登ることになりました。でも長く登っておらず2年前の8月以来の氷ノ山となりました。
 今回のコースは、OAPさんの計画では横行渓谷の標高840m付近から北東に伸びる尾根についている点線を辿ると言う。このルートは、6月の山行での下山時に取り付を確認したところなので、登り口までは問題ないがその先が問題だ!
 何とか三等三角点点名「大段」までは行けても大段ヶ平までいけるかどうか。きっとチシマザサの藪に阻まれるのに違いない。「あかんかったら戻ったらええこっちゃ!」とOAPさんは言っている。
 横行渓谷を遡り目的の尾根に着いたのが丁度10時、取り付きの尾根の先にある空きスペースに駐車して出発です。
 取り付きやすい少し下のカーブまで下れば簡単だがここは時間短縮でちょっと急なところに取り付く。
 ザレた斜面を木を掴んで登る。そこはちょっと藪っぽいが、左を見ると杉の植林帯なので一度そちらにかわす。

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「取り付き」 「最初は藪っぽいが・・・」

 ブッシュの急な斜面を少し登っていくと尾根に出た。するとその尾根は、左は植林右は雑木で尾根上は3mくらいの幅で空間が上へと続いていた。見れば道のようにも見えるが、こんな急斜面を直登する道などあるはずもなくおそらく植林によってつづら折れの旧道は消えてしまったのだろうと思う。でも、急ではあるが登っていくスペースがあることはありがたい。
 しばらく登っていくと正面に大きな岩が立ちはだかっている。登れるわけもないので右から巻くことにしたが何と急な斜面か!OAPさんは木を掴んで登っているが足元がゆるいのでずるずると滑っている。

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「歩きやすい広い尾根」 「岩場を巻くが急な斜面」

 この岩場をクリアすると標高950m、この付近からぶなが現れてきた。
 しばらく急な斜面を登ると自然林と植林の混在となり、また徐々にやせた笹が出てきた。さてこれからはチシマザサの藪なのか?
 急な斜面をクリアすると平坦に近い尾根になってきて徐々に植林帯の中に吸い込まれて行った。
 植林帯の中を進んでいくと前方が横一直線に明るくなっており、植林帯を抜けるとそこは5mくらいの幅で植林がされていない場所でまるで道のようだ。GPSで確認すると地図上の点線の真上に立っており、明らかにこれは地形図の点線であり道である。
 登り始めて50分が経過している。

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「立派なぶなもあります」 「植林帯を抜けると道があった」

 地形図ではここから南東500m先に三等三角点「大段」があるので行ってみることにする。
 道を挟んで左右とも杉の植林帯でその幹はすでに大きくなっている。明らかにこの5m幅を避けて植林してあるので道に違いない。昔植林のために造ったのであろう。
 5m幅の道はちょっとした木々が藪のようになっているので歩きにくいので植林帯の中を歩いたほうが速い。歩いていると小鹿が逃げて走っていく。
 道に出てから15分ほどで三角点に到着。周りには植林はない。地形図では三角点の周りを道は迂回しているので、辺りをよく観察すると途中から植林帯の中を道が三角点を回り込んでいるのが見える。ひょっとしたら、今日取り付いた所よりも下についている点線から登れるかもしれない・・・

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「道を歩いて三角点に向かう」 「三等三角点点名「大段」(1067.5m)」

 時刻は11時を回ったところ。とりあえず来た道を戻って氷ノ山登山口の大段ヶ平へ向かいます。
 登ってきたところまで戻り10分ほど進んでいくと左右の植林帯が寄り添ってきて一体化したと思ったら数メートルで植林帯が終わりました。そして目の前に出てきたのがチシマザサ。でも、2m弱の幅で刈り込んであるので安心して突入です。ところが・・・
 ほんの1分も進むと刈り込みが終わっています。しかし人が歩いた形跡があるのでそれを辿り100mほどの藪漕ぎをして前方が開け大段ヶ平に到着です。

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「植林帯の中へ」 「最初は切り開かれたチシマザサ」

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「藪に突入」 「100mほどで大段ヶ平に到着」

 時刻は11時30分。ここで少し休憩をして氷ノ山に登ることにします。
 ここから頂上まではわずか2.5kmですので時間としては1時間もかかりません。
 登山口を11時50分に出発、久しぶりの登山道ですがとてもよいぶな林の中を歩くのは気持ちがよいものです。しかし沢山の登山者で賑わう山ですからかなり幅が広くなってきているのが気に掛かります。ところどころ木の歩道を設置したりして傷まないように対策がしてあります。
 登山口から20分で大屋町避難小屋を通過し神大ヒュッテに12時25分に到着。お腹も空いたのでここで昼食することとします。昼食をしながらMXFさんと無線。
 30分の休憩の後頂上に向かい、頂上には13時40分に到着。先客は4名で静かな山頂です。

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「気持ちの良い登山道」 「千本杉を通過」

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「頂上から北方向」

 さて、下山をどうするかです。いずれにせよ林道に下りて横行渓谷を下らなければならない。大段ヶ平から林道歩きするか、殿下コース登山口から林道歩きするか・・・
 私としては、同じ林道歩き。少し林道歩きが長くなっても来た道を戻るのはあんまり好きじゃない。時間もたっぷりある。ということで、三ノ丸経由で殿下コース登山口に下山することにしてもらう。
 氷ノ山頂上を後にして、三ノ丸に向かうルートはとても爽やかだった。頭の上に何もないルートを歩くというのをここ最近していなかったのでとても新鮮だ。これこそ縦走という言葉がふさわしい。
 途中低いぶなが実を沢山着けていた。今年は熊も食事には困っていないかもしれない。
 氷ノ山を出発して50分で三ノ丸に到着。

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「三ノ丸に向かう」 「三ノ丸に到着」 「ぶなの実」

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「三ノ丸展望台から」

 天気は曇っているがとても気持ちがよく満足感に溢れている。
 もう少しゆっくりしていたいが下山に取り掛かる。途中アマドコロがいくつかあったが花期は終わっているようであまりきれいなのがなかったのは残念だ。
 登山口への下山は、途中左側のルートを取って大屋町側の殿下コース登山口を選択して14時50分に下山完了。こから延々と林道を1時間歩いて駐車地に到着。

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「三ノ丸から下山」 「立派なぶなだ」 「大屋町殿下コースに下山」

 今日のルートはロングなコースでしたが、取り付きの急斜面だけが大変で後は楽勝でした。
 今日歩いたトラックです。


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