朝来市 もっつい山

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山 行 日 程 2009年12月 6日(日)
天   候 曇り後晴れ
同 行 者 やまあそさん、その他大勢の参加者14名。
ですがドイツ人1名、小学生4名の参加で
老若男女国際色豊かな賑やかメンバー

 今日はやまあそさん主催のオフに参加してきました。行き先は朝来市生野町の銀山湖の北にある「もっつい山」で、漢字では「持継山」と書くそうです。
 生野は皆さんご存知のとおり銀鉱山で有名ですが、やまあそさんによりますと播磨で多くの寺院を開基した7世紀の修行僧法道仙人が修行をされたという有名な場所でもあるそうです。今回、その仙人が修行された法道谷を辿りもっつい山を目指します。
 午前9時過ぎに集合し、まずは貸しボート小屋のあるところにある石仏を見に行きました。
 銀山湖を見ますとバスフィッシングのボートが沢山出ています。この湖は人造湖で昭和41年に着工されました。当然のことながらこの湖底には村が沈んでおり、以前は上生野(こうじくの)という村があったとのことです。その上生野には法道仙人が修行のときに彫った観音菩薩を祀った法道寺というお寺があり、この貸しボート付近にあったとのことです。
 貸しボートの桟橋に降りるところに大日如来の石仏があります。それには「明治二十七午十二月牛馬安全」と彫られていて、やまあそさんによれば農家にとって大切な牛馬の安全を祈るための石仏らしい。

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「銀山湖」 「大日如来」

 石仏の見学を終えていよいよもっつい山を目指します。出発は丁度9時30分です。今日は沢を歩くというので殆どの参加者は長靴を履いての出発です。
 駐車地からしばらく歩いて橋を渡るとその左に谷が伸びておりその谷が法道谷です。
 しばらく林道を歩くと植林になります。歩いていると徐々に沢が近づき見ると綺麗な滑平です。水量も少ないので長靴なので沢を歩いたほうが歩きやすいので沢を歩きます。

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「法道谷入り口」 「沢は綺麗な滑」

 出発から30分程歩くと右に小さな谷があり、その先に滝があるそうで行ってみることにします。
 滝の名は「壱の滝」で綺麗な滑の滝です。この滝は沢登りの人には心が騒ぐのではないでしょうか?でも登ることは無理だと思うほどホールドの無い滑でした。この谷は本当に綺麗な滑の谷のようです。
 滝から谷に戻り少し進むと石の祠があります。石の祠の中に安置されているのは地蔵菩薩で、『安永三(1774)年午十月吉日』と彫られていて、やまあそさんはアメリカの独立戦争の前の年だとドイツ人の青年に説明し、理解してもらいました(さすが知識人)。
 ここで、足を痛めているやまごさんは戻られるということでお別れをする。
 壱の滝から歩くこと5分ちょっとで「弐の滝」に到着です。この弐の滝は二段滝になっており、滝の右岸を巻いて登りますと、一段目の滝下に立つことができます。でも滝壷はありません。

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「壱の滝」 「弐の滝」

 しばらく大きな石のある沢を登っていくと正面に20mほどのフェースが現れよく見るとハーケンが打ち込んであります。そのフェースの左には小さく浅い洞がありどうもそこで法道仙人は修行をされたそうです。
 更に登ると谷がどんどん狭まってきて左側の尾根が近づいてきました。その尾根は中央分水嶺です。
 谷がどんどん狭まると尾根に出て分水嶺に乗りました。ここからもっつい山はすぐそこ。でもここから今日一番の急斜面が待っていました。
 急な登りにともみさんは「滑りそうで怖い!」といって中々足が前に出ません・・・みんなの後姿はどんどん離れていき稜線に消えていきます。

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「気持ちの良い谷歩き」 「分水嶺に乗るがこの先は・・・」

 出発から2時間15分で四等三角点点名「赤星」もっつい山に到着です。いつもならもっと早く到着するのでしょうが、老若男女、多数の参加者で楽しく歩いたので時間が結構掛かってしまいました。
 いつもなら多くても4名程度の食事ですが、今日は頂上を参加者全員で埋まってしまうほどの賑やかさ!いつもより会話も弾みます。
 頂上でゆっくりと休憩した後下山にかかります。下山はもっつい山から東のなだらかな自然林の斜面を下ります。

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「もっつい(持継)山(775.7m)に到着」 「もっつい山から東に向かう心地よい自然林」

 頂上から少し急な斜面を下ると穏やかな傾斜になり沢沿いに下って行きます。
 登り始めからそうでしたが、まるでやまあそさんは小学生の遠足の引率の先生の様だ。そのやまあそさんの後を子供たちはアヒルの子供のように付いていっている。そしてアヒルの親が子供たちに生きる術を教えるようにいろんなことを話している。なんとも微笑ましい光景だ。

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「しばらく下ると沢沿いに」 「小学校の先生と子供たち」

 しばらく歩くとなんともいえない自然林だ!そこを美女4人が歩いているのはなんともいえぬ光景だ!
 しばらく下るとやまあそさんが沢から外れるという。その訳は結構急な滑らしく滑るので危ないと言う。子供の頃宍粟の山奥の沢登をしていた私はそれを聞くと歩いてみたくなった。振り向くと裏人さんも来ている。
 そこそこの滑だったが無事に歩いてきたがなんと断崖絶壁に到着。そこは滝の上だった!
 仕方なく滝の左岸を巻いて降り、みんなと合流。その滝は素晴らしい雰囲気のよい滝でした。

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「とても良い山だ!」 「滝の上に到着!」 「滝の下で寛ぐメンバー」

 この後関西電力の送電線鉄塔の巡視路を辿って直谷渓谷の滝の上に到着。そこは直谷不動尊の滝の上で林道がすぐそこにありました。
 林道を少し下って直谷不動尊にお参りするなどして20分ほど林道を歩いて下山予定地の簾野に下山完了。時刻は14時45分。

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「滝の上に到着」 「簾野に下山」

 今日は賑わいの山でした。
 今日歩いたトラックです。


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