宍粟市 三ノ丸

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三室山から

山 行 日 程 2010年2月14日(日)
天   候 快晴
同 行 者 mkさん、kokoさん、OAPさん

 今日はmkさんのリクエストということで三ノ丸から若杉峠まで縦走してきました。
 今まで歩いたことのあるトラックを繋ぎ合わせればこのルートを歩いていることになります。しかし、やはり一日で縦走してみたいコースではありました。願っても無い機会でした。
 計画としては鳥取県若桜氷ノ山スキー場のリフトにゲレンデトップまで運んでもらい、そこから三ノ丸まで登り、殿下コースを辿ってヤマメ茶屋分岐を通過し、大屋町と波賀町の町界尾根を辿って若杉峠まで縦走するというものです。
 早朝6時30分に宍粟市山崎町に集合し国道29号線を北上します。配車はOAPさんの車を若杉峠にデポし、私の車を万一エスケイプし無ければならなくなった場合に備えて大森神社に置いておきます。(エスケイプルートは地図をご覧下さい)
 mkさんの車で一路若桜氷ノ山スキー場に向かい、無料駐車場に駐車し準備を整えて8時20分に出発です。
 スキー場のパトロールに登山届を提出し、ゲレンデトップまでリフトを利用します。ここから積雪時の氷ノ山山塊に入山するのは実に5年振りです。
 ゲレンデトップに降り立ちますと青空の中西から北にかけての山並みが綺麗に見えています。遥か遠くに霞んで大山が見えました。

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「西から北方向の山並みが綺麗だ」

   西の景色を堪能して8時50分に本当の登山開始です。
スキー場からゲレンデトップまでの標高差410mはリフトが運んでくれましたが、ここから稜線までの登り標高差274mは自分の足で登ります。急な登りは短いのでそんなに辛くはありません。でも実は先週腰を痛めているのでちょっと心配。
 最初の植林帯は樹氷が付いていて中はまるで別世界のようです。標高1360mになると徐々に傾斜は穏やかになり樹氷を纏ったブナが現れてきました。圧巻です!!! 昨夜来の寒波のおかげで綺麗な樹氷となっています。エビの尻尾もとても綺麗に付いています。4人はしばし樹氷に釘付けになってしまいました。

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「ゲレンデトップから登山開始」 「樹林帯の急な登りを抜ける」

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「ブナの樹氷の中を歩く」

 10分くらいブナの樹氷を堪能して三ノ丸に向かいます。ブナ林を抜け出すと一面雪原です。しかし、ちょっとガスってます。
 三ノ丸に向かって登っている、というか歩いていると雪原から凍りついたチシマザサが出ています。やはり今年は雪が少ないようです。というか、あまり連続して降らなかったようです。
 薄いガスの中を歩き9時40分三ノ丸に到着です。氷ノ山方向を見ますがガスに覆われていて見えません。

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「ガスの中を三ノ丸に向かって歩く」 「三ノ丸(1464m)に到着」

 氷ノ山の方向を見ていると少し風が出てガスが晴れそうな気配を見せます。しかし、晴れそうで晴れない状態が続くだけで頂上は見えません。ちょっと足止めをされてしまいましたが殿下コースを下ることにします。
 夏道は雪の下でまったくわかりません。GPSでは判りますが一面雪の原、どこでも歩けます。そのことは雪の無い次期には歩けない、行けない場所を行けるということなので、この時期にしか見れないブナ林を見ることができるということです。それはとても良いブナ林を見ることを意味しています。本当に絶景なのです。

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「どこでも歩ける雪原」 「夏道を東に外れた場所にあるブナ林」

 樹氷のブナを楽しみながら歩いていると「仙人門はどこ?」と誰かが言い出しました。さてさてどこでしょうか?ブナに見とれてかなり下ってしまっており、あたり一面を見渡しますが見つかりません。付近を少し探してみましたが見つかりませんでした。次回の宿題ができてしまいました。
 樹氷の林を順調に下って10時25分林道に到着。ここからヤマメ茶屋に向かう殿下コースを辿ります。

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「樹氷の中を歩くのは気持ちが良い!」 「林道に到着」

 本日のものではないですが、シュプールが残っています。私たちは若杉峠まで歩きますが、スキーは無理だと思われるのでおそらくヤマメ茶屋に下っているでしょう。
 三ノ丸から標高が270m下がりましたが樹氷はまだまだ続きます。今日は快晴というわけでは無いので気温がそんなに上がっていないため溶けずに残っているようです。今日は絶好のコンディションといって良いでしょう。
 樹氷の林の中を下っていると殿下コースを示す看板が見つかりました。この看板は前回大森神社から三ノ丸登山口まで登ったときに見つけていたものです。
 まだまだ溶けない綺麗な樹氷の林を歩き林道から40分下ってでヤマメ茶屋の分岐に到着です。ここからしばらく大屋町側は植林、波賀町側は自然林のコースを歩きます。
 前回の記憶が曖昧で、どの辺りまでこの植林帯と自然林の混合林が続くのか判らず昼食場所を決定するのにちょっと迷い歩いていると、波賀町側の自然林も遠く離れてしまい杉の植林帯に突入してしました。しかたなく陽のあたる場所で昼食をとることにしました。

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「とても大きなブナもあります」 「殿下コースを示す標識を通過」

 45分の休憩を終え若杉峠に向かいます。
 しばらくは植林帯の中を歩きます。その植林帯の中を出発してから30分ほど歩くと前方に植林帯が切り開かれている場所が現れてきました。三頭三角点点名「十年」に到着です。
 ここから植林帯の尾根を歩くと再びブナが現れてきました。思い出しました、このあたりは自然林の宝庫でした。時刻が13時を過ぎても樹氷が残っているのはとても幸運です。そんな幸運な樹氷の尾根を若杉峠に向けて歩きます。そういえば、前回、大森神社から登ったとき尾根に出て北に向かったとき大きなブナがあったのを思い出しました。その領域に入ったようです。

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「点名「十年」に到着」 「溶けない樹氷の尾根を歩く」

 そのブナの尾根を歩いて、13時20分に大森神社へ下山する分岐に到着です。ここを右に下ればエスケイプルートですが、今日のメンバーは私を除いて粒ぞろい、エスケイプという言葉は不似合いで、デポした私の車は用済みです。
 ここから若杉峠までおよそ4.5kmです。
 分岐からちょっとしたアップダウンをクリアし、横行渓谷側の切り立った尾根を通過します。前回歩いたときに思ったことは、「積雪期にここから落ちたら止まらない・・・」です。
 そんな急峻な場所を通過して送電線鉄塔に到着。ここから東を見ると横行渓谷の水力発電所が正面に見えます。ここまでくれば若杉峠はもうすぐそこです。

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「実際に見るととてつもない谷」 「送電線鉄塔に到着」

 ここまでくれば後は三頭三角点点名「横行」間での登りのみで、これをクリアすれば後は下るのみです。
 送電線鉄塔を過ぎると再び植林帯となり登りです。そんなにきつくない登りを登ると視界が開けてきました。点名「横行」はTVのアンテナが設置されていて南側に開けています。正面に藤無山が雄大に見えています。

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「点名「横行」に到着」 「南側の山々」

 ここまでくれば若杉峠はすぐそこです。
 尾根を南下していると前方の気が伐採されています!なんと林道というか作業道が付いています。前回着たときは全くありませんでした。作業動画西の斜面にできているので視界が良くなっていますが、尾根に平行に運着いているのでなともまぁ味気ありません。
 そんな作業道も藤無峠が近づくにつれて離れ15時43分に藤無峠に到着、無事縦走は完了しました。

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「なんと右手に作業道が現れる」 「藤無峠に到着」

 今日は長距離ではありましたが、天候に恵まれ綺麗な樹氷を見ることができて本当に良かった。
 今日歩いたトラックです。


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