加東市 三草山

オオカミ岩 天狗岩
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山 行 日 程 2010年2月20日(土)
天   候 快晴
同 行 者 やまあそさん

 今日はやまあそさんにお願いして同行させていただきました。
 行き先を聞くと三草山の麓に国宝の朝光寺がありますが、このお寺は元々山の上にあったとの事で1189年に麓に下ろされたそうです。その遺跡をたどるそうで、オプションとして三草山にあるオオカミ岩と天狗岩に立ち寄るというものです。
 朝光寺の駐車場に私の車をデポして鹿野コース登山口に向かいます。準備を整えて9時50分に出発です。でも、鹿野コースを登るほどやまあそさんは普通の人ではありません。
 来た道を戻り、沢沿いに歩くと廃墟となった宅地用造成地があり、造成地を抜けて尾根に取り付きます。造成地は荒れていて一軒も建っていません。確かに風景は良いのですが、インフラは無いようでこれでは売れないでしょうね。
 駐車地から15分ほどで宅地のトップに到着、朽ち果てたトムソーヤっぽいキャビンが建っています。この裏から取り付きます

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「少し歩いて宅地へ」 「キャビン右側から尾根に取り付く」

 登る前は薮かと話していましたが、やはり多くの人が登る三草山ですからこの尾根も踏み後がしっかりとしています。おまけに木には赤のスプレーが吹き付けてあります。何を考えているやら・・・
 天気のよい中尾根を登ると左に視界が開け天狗岩が見えました。キャビンからほんの一息でオオカミ岩への分岐に到着、ちょっと踏み後は無いようですが歩けない事はありません。ここを右に進みます。
 分岐からしばらく登ると視界が開けて南側が一望できる場所にやってきました。オオカミ岩は少し下ったところにあるようです。
 15mほど下ると岩場に辿り着きオオカミ岩に到着、眺望はとても良いですが霞んでいます。霞んでいなければ明石海峡大橋も見えると思われます。

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「薮かと思ったが良く踏まれている」 「オオカミ岩にて」

 オオカミ岩からの眺望を楽しみ次の目的地の天狗岩に向かいます。
 しっかりとした踏み後に戻りいったんコルに下って登り返します。コルから40mほど登り返すと黄色テープに「天狗岩」と書かれた印を見つけそこを左に進みます。少し進むと四等三角点点名「天狗岩(303m)」に到着です。この三角点にも電子タグが付けてあります。
 三角点からさらに進むと天狗岩に到着です。ここからの眺望もオオカミ岩と同じくとても良いものでした。天狗岩の下にテラスがあったので行きたかったのすが、残念ながら降りるのは時間が掛かりそうなのでパスしました。
 少し戻って尾根を登りきると正規ルートである鹿野コースに合流です。

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「天狗岩にて」 「正規ルート鹿野コースに合流」

 さて、これから「もうひとつの天狗岩」に行ってみます。というのも、やまあそさんによれば国土地理院の地形図に記載されている「天狗岩」は先ほどの位置ではないのだそうです。地形図を見せていただきますと確かに違います。早速行ってみましょう。
 三草山に向かって120mほど進んだ西の斜面が地形図に記載してある「天狗岩」です。しかし、正規ルートに沿った西側はずっと木々が垣根のように続いています。GPSで確認して木々を掻き分けて入ります。が、岩なんてありません。どうも地形図の「天狗岩」は記載している位置が間違いかも?
 時刻もお昼時なので登山道の傍らで邪魔にならないように食事をして再び出発。
 岩場の登山道を登りきると穏やかになり東に尾根が延びています。この尾根の先に本日の最後の目的地である朝光寺の古い跡地があります。
 薮めがけて突入です。

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「岩場を登る」 「いよいよ薮に突入!」

 ところが、薮だと思って突入したのに何とこの尾根も結構踏まれていてスイスイ歩けます。途中左を見ると清水寺が見えました。
 次目指すのはポイント333で山の名前は権現山というそうです。尾根に入って10分ほど歩くとこんもりとした場所に石積みが2箇所あります。対になっているようにも見え、やまあそさんは丹念に調査しています。

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「結構スイスイ歩ける」 「石積みを調査」

 やまあそさんの一通りの調査を終えて先に進みます。
 少し下ると何と池を発見!珍しい石積みを見たばかりなのにまたまた大発見です。この池はお寺の飲料水用だったのか?明らかに掘った人口の池です。
 やまあそさんの調査も大変です。足がなかなか動きません。意を決して先に進みます。
 ところが、踏み跡はポイント333を巻いています。ピークを見上げますがシダが生い茂っていて登れそうにもありません。あきらめながら巻いているとピークに向かって登れそうなルートを発見!早速登ってみると頂上に柱の礎石を発見しました。ここでもやまあそさんの調査が始まりました。

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「明らかに人工池」 「朝光寺の礎石」

 800年前の遺跡を堪能して下山に掛かります。
 ポイント333から少し下ると前方に視界が開けて現在の朝光寺の五輪等が見えました。
 今日の山も終わりかと思いながら下っていると、なんとここに来て踏み後が不明瞭になってきました。今まであんなに判り易かったのに?と、思いながら下るとどんどん薮に吸い込まれてしまいます。でも、下ってしまえば朝光寺に降りれるから何も心配はありません。
 下っていくと杉林になり、さらに下ると竹林で朝光寺の裏に入り込み東に大きく回りこむと朝光寺の駐車場にひょっこりと出ました。
 この後朝光寺に立ち寄りお参りして今日の山は終了。駐車地に13時10分い到着です。

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「視界が開け眺望が良い」 「下山後朝光寺に立ち寄る」

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「般若心経を唱えました」

 今日は、歴史に触れ合える貴重な一日でした。
 今日歩いたトラックです。


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