鳥取県鳥取市 恩原三国山

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山 行 日 程 2010年5月22日(土)
天   候
同 行 者 OAPさん

 今日はOAPさんと鳥取市から恩原三国山に行ってきました。
 三国山は、一等三角点点名の「三国山」が一般的なようですが、その三角点の南にある標高1213mのピークが地形図では三国山と表記されています。どちらが本当の三国山なのでしょうか。私は「三国」と付いていますから地形図上の三国山が正規なのだと思っています。
 この地形図上の三国山は根曲竹に覆われた薮山らしくほとんどの人が雪の時期に登っているようです。
 そのため今回一等三角点が設置してある三国山に登ることにします。
 三国山登山口は佐治中の集落から延びる林道を7kmほど登った標高770mのところにあります。この林道、最初の数kmはアスファルトですがそれ以降は地道で結構轍が深くオフロード車か軽トラックでないと登山口まで辿りつけません。
 延々と林道を走行して10時過ぎに登山口に到着、準備を整えて10時20分に出発です。
 駐車スペースの下にはロッジ三国山が建っていますが帰りに見学することにします。
 駐車地から20mほど先に進むと登山口です。登山道は整備されており、登りはじめると丸太の階段が延々と付いています。こんなに整備されているのに登山口までのアプローチが整備されていないのはもったいない気がします。

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「林道からの登山口」 「整備された階段の登山道」

 結構急な階段を登っていくと登山道の脇には細い笹となり笹の中にブナが出てきました。
 階段を登り終えると尾根は穏やかになり随分と歩きやすくなりました。尾根の右端を辿っているので木々の間から三角点の三国山が見えています。
 登っていると登山道脇の笹もだんだんと太くなり立派なスズコが出ています。帰りに恵みを分けてもらうことにして登ります。
 尾根正面の主尾根が近づいてきたとき急な斜面に取り付けられた長い丸太の階段に出くわしました。ところがこの階段斜めに傾いています。OAPさんはこの直角に近い階段をなんとうまく登っています。私は危険なのでみんなが通って出来た地の階段を登ります。

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「笹の中のルートとなる」 「OAPさんが急な階段を器用に登る」

 その階段を過ぎるとサンカヨウが沢山咲いていました。
 サンカヨウの花を見ながら進むといよいよ尾根に平行にトラバースするポイントにやってきました。が、深さ5m位の谷に一旦降りまた登り返さなければならず、そこにはV字に階段が取り付けられています。

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「綺麗なサンカヨウ」 「一旦谷に下りて登り返す」

 その谷を過ぎて斜面を回り込むようにトラバースすると立派なブナが徐々に現れてきました。尾根の西側の斜面を登っている尾根に出ましたがその先は痩せ尾根で、積雪時は危険な場所とされているところです。この痩せ尾根に入るポイントから尾根をUターンすれば地形図上の三国山です。
 痩せ尾根を過ぎて振り返ると三国山が見え、尾根は根曲竹が密集していてちょっと厳しそうです。OAPさんは「右の東側斜面をトラバース気味に登れば行けそうやなぁ」と言っていますが、「結構な斜面でトラバースするのは無理なんじゃない?」と私。

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「いよいよブナ林に突入」 「地形図上の三国山」

 その痩せ尾根を過ぎると目の前にとても素晴らしいブナの林が目に飛び込んできました。
 なんという素晴らしいブナ林でしょう。扇ノ山の小ズッコからルートのブナ林に負けるとも劣らないブナ林です。どちらかというとこちらのブナは数は少ないですがとても立派なものが沢山あります。
ここまで来ると登山道は穏やかになり、ブナの新緑を楽しみながら登っていくと視界が開けて三国山頂上に11時30分に到着です。

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「とても良いブナ林」 「点名「三国山」(1252m)に到着」

 頂上には立派な一等三角点が設置されています。また、展望台も設置されていて東側の景色が堪能できます。でも西側は木々が少し生えているので良くはありません。
 やはり1000mを超えると結構涼しいです。
 昼食を取りながら雌岡山移動のMXFさんとしばし交信しました。

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「展望台から西方向」

 1時間ほどの休憩を終えて下山にかかります。この山の登山ルートは一本道なのでルートバックするしかありません。
 下山しながら地形図上の三国山に登れるルートは無いか見ながら下山しましたが、登山ルートからわずか150mほどなので、頂上直下から小さな谷を直登するのがいいのではないと私は思いました。(OAPさんはどうかな?)
 下山しながら、スズコの恵みを少し分けてもらいました。
 登りは70分でしたが、スズコ取りや景色を眺めてゆっくりと下山したので本来ならもっと速いはずなのに下山も同じ70分かかってしまいました。
 下山後「ロッジ三国山」に立ち寄ってみましたが、名前とは程遠く、ロッジではなく「危ない避難小屋」でした。 

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「ブナの林ともお別れ」 「危ない避難小屋」

 今日は目が向かない西の山に連れて行ってもらってとても良かった。OAPさん有難うございました。
 今日歩いたのは正規ルートなのでトラックはありません。


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