朝来市 鉄鈷山

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山 行 日 程 2010年11月14日(日)
天   候 晴れ
同 行 者 やまあそさん、OAPさん

 今日はやまあそさん、OAPさんと3人で鉄鈷山に登ってきました。
 鉄鈷山には一度登ったことがありますが、その時は定番コースである和田山町竹ノ内と但東町天谷を結ぶ林道の峠からで、その時は生い茂った萱を掻き分けて登りました。
 今回、定番コースではなく、竹ノ内から糸井の大カズラに向かう途中にある床尾(とち)の三滝を見てそのまま尾根に出て鉄鈷山まで縦走しようというもので、下山地は定番の登山口としますのでやまあそさんの車をデポしておきます。
 床尾の三滝は森林総合利用管理施設から少し谷を入ったところにあります。今日はその跡地に駐車する予定でしたが地元の方だと思われる車で埋まっており、道路の空きスペースに駐車して9時27分に出発です。
 登り始めようとすると多くの地元の方たちがスコップなどを持って三滝の方から下りて来られました。聞くところによると三滝までの登山道を整備していただいてたそうです。

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「床尾(とて)の三滝概念図」 「管理棟の右から登り始める」

 谷に入って登り始めて15分ほどで一の滝に到着。落差はそんなにありません。
 一の滝までの登山道は歩きやすく問題ありませんでしたが、その先からは荒れていたようで、今日地元の方たちが整備されたばかりのステップが切ってありました。(地元の皆さんご苦労様でした)
 一の滝から二の滝間での所要は5分です。二の滝の滝壺には登山道から外れて沢に下らなければなりませんが足元は悪くはありません。
 二の滝から三の滝までの所要時間も5分です。したがって、三の滝まで20分ほどで来てしまいます。

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「一の滝」 「二の滝」 「三の滝は二段滝」

 順調に二の滝と三の滝を見ましたが、計画ではこの谷を詰めて僚船に出る予定です。しかし、三の滝から登山道は有りません。滝の上部に出るには滝の右を巻くか左を巻くかですが、どちらも登りにくそうな斜面です。滝の上部に上がれそうなのはどちらかといえば滝の左岸の急なザレた斜面のようで、「どうかなぁ」とやまあそさんと話しているうちにOAPさんはさっさと登っていってしまっており、あわてて後を追いかけます。
 ザレた斜面をジグザグに登って三の滝の上部に出ますとその先は緩やかな谷が続いています。しかし、先を目で追いますが道らしきものは見当たりません。先ほどやまあそさんが地元の人に今日のルートを話したところ「登れるかなぁ?」との答えだったそうで、やまあそさんもここに来て不安になった模様。しかし、「そんなもん、登る気になったら何処でも登れるんや!」とバッサリ。
 三の滝から更に谷を詰めていると薄くはなっていますが古いふみ後のようなものがあり、それを辿っていくとなんと石積みなどがありました。目的は分かりませんが、わざわざ石を積んでいることから考えますと昔は結構人が踏みこんでいたと思われます。そのような途絶えかけた踏み跡を辿りながら谷を遡っていきます。

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「三の滝の左岸を巻く」 「朽ちて折れそうな木」

 谷を遡りながら地形図でルートの確認をするとこの谷はまだまだ先が深いようです。
 登りはじめて50分で広い谷の分岐にやってきました。当初の計画ではこのまま右の谷を詰める予定でしたが、鉄鈷山に向かうには結構大回りをして主尾根に出ることになるので急遽谷の間の尾根に取り付くことにしました。この尾根を登り切れば穏やかな支尾根が待っています。が、見れば結構急な斜面です。

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「広い分岐に出る」
(当初の計画は右の谷に)
「結構急な植林の傾斜を登る」

 植林帯の急な尾根を登っていると植林帯から抜けて左の方向を見ると西床ノ尾山が見えました。結構綺麗な三角の形をしています。
 尾根に取り付いてから200mほど登ると尾根は穏やかになりやっと尾根歩きとなりました。暫く尾根を歩いていると左の斜面は植林ですが右は綺麗に紅葉しかけている自然林になりました。
 谷から尾根に取り付いておよそ30分で和田山町と但東町の町界尾根P703に到着です。

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「形の良い西床ノ尾山」 「P703に到着」

 ここから鉄鈷山まではアップダウンの少ない尾根を2Km程歩きます。現在の時刻は11時を少し回ったところ。谷を詰めているときは結構時間が掛かるのではないかと話していましたが、案外早く到着しそうです。
 紅葉が進んでいる自然林を右に見て尾根を暫く歩いて景色の良いポイントを見つけて昼食休憩としました。
 45分ほどの休憩の後出発です。
 町界尾根に出てからは綺麗に紅葉した木々を見ながら歩くことが出来ました。

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「綺麗な色をしています」 「なかなか良い自然林の尾根が続く」

 45分の昼食休憩を挟んでP703から1時間30分でいよいよ鉄鈷山の手前までやってきました。
 やまあそさんには今日の鉄鈷山にはある目的を持っていたそうで、それは鉄鈷山の頂上にある大きな岩だそうです。その岩は上部が平坦で昔の言い伝えによればその岩の上で刀を打ったとか!
 そんな話をしながら最後の登りを登りきりいよいよ頂上かと思われたときその大きな岩が右方向に見えました。確かに上面は平坦です。

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「鉄鈷山手前はとても良い雰囲気だ」 「刀を打ったという大きな岩」

 岩を一通り見て鉄鈷山に12時38分に到着です。出発してから3時間と結構早く到着しました。
 以前来た時は木々が立ち込めていたので鬱蒼としていましたが、木々も少なくなり結構すっきりしています。木々の間からは東床ノ尾山が黄砂で霞んで見えています。
 後は峠に下るのみです。
 暫く下ると萱が沢山生えているはずなのですが、全くありません。以前あれほど苦労して掻き分けて登ったのが嘘のようです。
 下っていると正面はとても良い色に色づいていました。

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「鉄鈷山(775m)に到着」 「東床ノ尾山」

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「今日一番の景色」

 この後尾根を辿って予定通り林道の峠に下山しました。下山時刻は13時30分

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「のんびり下山」 「いい色です」

 久しぶりに鉄鈷山に登りましたが、今回のルートはなかなか良い尾根でした。
 今日歩いたトラックです。

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