唐松岳

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山 行 日 程 2011年8月4日(木)〜6日(土)
天   候 第1日目 曇り
第2日目 快晴後ガス
第3日目 晴れ後雨
同 行 者 由李子

 第1日目

 毎年恒例の由李子との北アルプス登山に行ってきました。
 思えば3年前、栂池から入山し八方尾根を下山すべく縦走する予定でしたが、天狗山荘から不帰嶮を通過して八方尾根に下山する最終日に雷雨となり、エスケイプルートとしていた鑓温泉経由で猿倉に下山しました。このため、栂池から扇沢までの縦走路の接続ができず残念な結果となりました。
 今回、3年前とは逆のルートを辿って唐松岳から天狗山荘の区間を歩いて念願の目的を達成することにしました。
 このところの新潟地方の大雨の影響は白馬にもでており、一日晴れという日は無く洗濯物を安心して外に干しておくことができないという日々が続いているそうです。果たして天気はどうなんでしょうか?
 出発の日の朝起床して八方尾根を見てみると、ガスにすっぽりと覆われていて兎平より上部はガスに包まれています。
 天候が悪ければ唐松岳をピストンすることにしてとりあえず登ることにしました。
 ゴンドラ乗り場まで送ってもらうとそこには沢山の観光客が並んでいます。乗車するのに結構時間が掛かりそうです。
 登山届をポストに投函してゴンドラに乗り込み、リフトを経由して標高1840mの八方池山荘まで一気に上がっていきます。

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「ガスに包まれた八方尾根」 「兎平はガスが低く立ち込めている」

 八方池山荘に到着し、準備を整えて出発です。時刻は9時40分。
 晴れていれば、小屋の前から八方尾根の左側に五竜岳が見えるのですが残念ながらガスで見えません。
 夏の時期の八方尾根は自然研究路として観光地化しており多くの人が散策に訪れています。ですから、八方尾根の研究路(散策路)は多くの観光客が歩いており数珠繋ぎ状態です。その中をかいくぐりながら進んでいきます。
 山荘を出発して40分で八方池に到着です。残念ながら晴れていれば見える不帰嶮がガスに覆われてみることはできませんでした。
 小休止して出発です。

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「八方池に到着」 「本来見える不帰嶮」
(2007.08.05撮影)

 自然研究路は八方池まで。これから先は登山者の領域です。が、八方池山荘から3時間30分のコースタイムで唐松岳頂上山荘に到着するお手軽なこのルートは、小栗旬主演の「岳」の影響なのか平日にもかかわらず多くの人が登っています。
 天候は時々ガスが薄くなって青空が見えたりもしています。しかし、ほとんど相変わらずガスで覆われている状況で、回復するのを祈りながら登っていきます。
 調子が良いのか由李子のペースは全く落ちないので順調に高度を稼いで扇ノ雪渓に到着。ここで休憩するつもりでしたが、多くの人が休憩しているので森林限界を超えた丸山ケルンまで一気に高度を上げて休憩しました。
 森林限界を超えると八方尾根は様相がガラリと変わりアルプスの雰囲気が漂い始めます。

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「下ノ樺の大きなダケカンバ」 「森林限界を超えて八方尾根を振り返る」

 順調に高度を稼いで山荘直下の岩場のところにやってきました。そう良く紹介されている木の橋です。
 橋を渡って大きく回りこんでしばらく歩くと山荘に到着です。時刻は12時40分。ちょうど3時間の行程でした。

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「木の橋を渡る」 「山荘に到着」

 思えば、由李子が初めて北アルプスに登ったのは小学校4年生の時、2001年6月の末でした。
 天候は雨が振ったり止んだりの生憎の天気だったので小屋の宿泊者も私たち2人を含めても5人という少ない人数でした。ですから8畳ほどの部屋に由李子と二人で寝ました。
 それから10年が経過し小屋も様変わりしてしまいました。外観は以前と同じ雰囲気を維持していますが内部は全く変わっています。平成17年から実施された改装でとても新しくなっています。以前の面影はなくなってしまっていますが、食堂の一番奥の梁は以前の梁を使って残しているそうです。
 テントを設営していると徐々に天候が回復してきました。南を見れば五竜岳は完全にガスの中、立山連峰はガスが取れそうでとれないため剣岳を見ることはできません。でも、唐松岳は良く見えています。
 唐松岳は明日登ることにしてテントでゆっくりとします。
 ところが・・・・
 夕方になるとポツポツと雨が降ってきました。明日はどうなるのでしょうか? 

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「ガスで立山連峰は見えない」
(喫茶ベルクの窓から)
「テン場にて」

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