笠形山

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アケボノツツジが綺麗な4月下旬

山 行 日 程 2011年9月11日(日)
天   候 晴れ
同 行 者 ともみちゃん、やまあそさん

 やまそさんにお誘いいただいて笠形山に登ってきました。
 これまで数回登っていますが、グリーンエコー笠形から登るのは初めてです。ですから冬に凍結する有名な扁妙の滝を見るのも当然初めてです。
 やまあそさんはただの山を登ることは絶対にしないので、オプションについて尋ねてみると、神河町根宇野の集落に毘沙門山という山があるそうで、毘沙門山を目掛けて下山するそうです。そのため毘沙門山の近くに私の車をデポしておきます。
 グリーエコー笠形の最奥にある駐車場に駐車し、準備を整えて9時20分に出発です。
 キャンプ場を右に見ながらしばらく歩くと樹林帯に入っていきます。樹林帯に入ってしばらく沢沿いに歩いていると「子育観音」の幟が出ています。沢の向こうの岩に囲まれた場所に観音様が祀られています。
 この観音様にお願いしないといけないのは私だけで、やまあそさんもともみちゃんも関係有りません。

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「キャンプ場手前の駐車場を出発」 「子育て観音様」

 ルートに戻って沢沿いを進んでいると滝が現れました。オウネンノ滝です。この滝の落差は25mだそうで、落ち着いた滝でした。しかし、扁妙の滝は冬には凍りつくといわれていますからどんなにすごいのか見たことの無い私には想像もつきません。先を急ぎましょう。
 右岸の登山道を登ると黄色いの階段が出てきました。やまあそさんはその昔マウンテンバイクを持ってここを歩かれたそうですが「こんな階段有ったかなぁ?」といっています。そろそろぼけの始まりか?

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「オウネンノ滝」 「黄色い階段を上る」

 階段を上って更に進むとオウネンノ滝の落ち口を通過し、しばらく沢のゴロゴロしたところを登っていくと扁妙の滝に到着です。とても大きな滝で、下から見るのでは判りませんが2段か3段の滝のようです。マイナスイオンがいっぱい!
 オウネンノ滝の落差24mに対し扁妙の滝は落差65mだそうで、この滝が凍てつけばそれはそれは圧倒する景観に違いありません。見るだけで凍死するかもしれないなぁ。
 さぁ笠形頂上目指して出発です。ところが今日は天気が良いはずなのにぽつりポツリ。「どーしよ〜」とやまあそさん。これは滝の飛沫でしょう。

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「沢のゴロゴロを通過」 「扁妙の滝」

 ここから斜面を登って尾根に向かう急登の始まりです。といっても長〜い階段がありますので全く問題ありません。が、ともみちゃんがなぜか「ひーヒー」と言って遅れています。本当に体力なさそう・・・
 階段を登りきって登山道に戻ってしばらく進むと四阿に到着です。ここから見る扁妙の滝はとても豪快です。 

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「長い階段を登る」 「四阿からの扁妙の滝」

 小休止した後出発ですが、ここからは正式の登山ルートから外れて尾根を登るそうです。
 以前、ともみちゃんが登ったときに間違えたルートだそうで、四阿から少し戻ると尾根があります。そこにはうっすらと踏み後がありました。
 このショートカットコースはやまあそさんもご存じなかったそうで、上を横切るルートに出ます。少し急ですがガレ場を抜けると大きな大岩があり、そこから歩くと難なくベンチのある正規ルートに出ました。三合目の標識が立っています。

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「尾根に取り付く」 「三合目休憩ベンチに出る」

 ここからしばらく正規ルートでトラバースしながら回り込みます。そして古い木札がぶら下げてある所を目印に尾根に取り付き正規ルートに別れを告げます。
 尾根を一つ越えて二つ目の尾根に来たとき木札が有りました。一行目は良くわかりませんが「平成六年五月?日 福崎町粟賀??区」と書かれています。
 少し休憩をして登りはじめます。目指すはP812で、500mの水平異動で200mの登りです。
 尾根は少し藪っぽいですがそんなに問題はありません。問題は藪ではなくて知美ちゃんのへたれでした。「きゅーけー!お茶飲みたーい」の連発です・・・
 少し登っていくと植林帯に変わってぐっと歩きやすくなりました。が相変わらず・・・

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「木札から尾根に取り付く」 「急な登りが終わると穏やかな尾根となる」

 木札から取り付いて約30分で尾根に到着です。ともみちゃんもホッとした様子。でも、笠形山の頂上にはまだ120m登らないと。
 ここからは東に向かって穏やかな尾根を歩くだけです。そう話しながら歩いていると真っ赤で卵の形をしたきのこを発見。そう「タマゴタケ」です。本では見たこと有りますが現物は初めて。とても美味しいきのこですが、1個だけ持って帰るのは気が引けるので、胞子を沢山出していただいて来年沢山持って帰ることにします。

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「ようやくP812に到着」 「綺麗でおいしそうなタマゴタケ」

 穏やかな尾根になったからかともみちゃんも余裕が出てきたようです。
 ところが時計を見ると既に12時を回ってしまっています。そのことをやまあそさんに話すと「大変やー!」「えー何がですかー?」漫才みたい・・・
 遅れを取り戻すべく急いでいると藪の中に1本の杭を発見。「市川町青年団」と白文字で浮き出して有ります。左を見れば開けており展望台のようです。行ってみて感動!

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「あるこう!歩こう!私は元気???」 「市川町青年団の展望台」

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「展望台から北東方面」

 おなかも空いたし先を急ぎましょう。頂上は直ぐそこです。
 しばらく自然林の中を登ると直ぐそこに屋根の抜けた四阿が見え頂上に到着です。恒例のごとく多くの人で賑わっています。
 なんと時刻は12時30分になろうとしています。
 霞んではいますが淡路海峡大橋の橋脚がうっすらと見えているので景色はそこそこのようです。
 急いで昼食です。昼食をしながら無線でOAPさんを呼びますが返事はありませんでした。しかし、四国屋島のLWZさんが応えてくださりしばし交信。そうしているとやまあそさんとともみちゃんの合奏が始まりました。ところが、人が徐々に・・・
 無線と合奏、他の人にとっては雑音か・・・

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「少し林を抜けると」 「頂上に到着」

 誰も居なくなった頂上を3人で独占した後13時丁度に下山に掛かります。
 下山ルートは登ってきた道をP812まで戻ったあと続く尾根をそのまま辿ります。そしてP740、P574を経て毘沙門山に向かいます。やまあそさんによればこのルートは笠形山への古い登山道だそうです。
 順調に下って40分ほどで登ってきたP812に到着。さてこれからどんな尾根でしょうか?

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「恒例の合奏」 「P812に戻ってきました」

 しばらくは問題ありませんでしたが、徐々に藪っぽくなってきました。でもすり抜けられるので藪というほどではありません。それよりも問題なのは蜘蛛の巣で、相撲の露払いではありませんがやまあそさんに蜘蛛の巣払いで先頭を進んでもらいます。
 しばらく下っていると「きゃー!」。振り向くとともみちゃんがすってんころりんしています。しかも木に挟まれていて立ち上がれなさそう。かわいそうに・・・
 ごそごそして何とか立ち上がった後は順調に下っていきます。

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「立ち上がれない〜(;_+)」 「順調!じゅんちょう!」

 P812から下っていると左に開けた場所がありそこから粟賀の集落を俯瞰することができました。
 P812から下り始めて1時間ほどするとしっかりとした道が出てきました。辿っていくと途中から左側斜面を下っていっているようです。

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「粟賀の集落を俯瞰する」 「」

 この後1時間ほどやまあそさんに蜘蛛の巣を払ってもらいながら下ると林道に向かう道に合流、3分で林道に到着です。

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「分岐」 「林道に到着」

 さてこの後毘沙門山に行きました。山といっても標高285.4mの四等三角点のある立派な山です。
 頂上には祠がありますが、毘沙門はありません。祀ってあるのはお不動さんでした。
 この後デポ地に向かって林道を歩いて下山時刻は15時55分でした。

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「毘沙門山のお堂」 「左から神変大菩薩、不動明王、観音菩薩」

 今回の下山ルートは古い登山道ということでしたが使われなくなってしまって荒れています。でもとても良い尾根だと思いました。
 こういう道が歩けるのも誘っていただいたやまあそさんのおかげです。有難うございました。
 今日歩いたトラックです。

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