多賀登山

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多賀登山からSpring8

山 行 日 程 2012年2月26日(日)
天   候 晴れ
同 行 者 やまあそさん

 ここ数カ月、ゲレンデのテレマークスキーヤーになっていましたが、今日、約5カ月ぶりに山に登ってきました。
 やまあそさんの掲示板を見ると新宮町方面の山に登るそうです。あちら方面に行くことが殆ど無いので同行させていただきました。
 朝8時、たつの市の道の駅「しんぐう」で合流し本日登る山を訊くと「多賀登山」だそうです。やまあそさんは以前マウンテンバイクで西から多賀登山を目指していたそうですが、倒木に阻まれて縦走を断念して大下りを下られたそうです。
 今回は、西からではなく東から多賀登山に登るそうで、最初に鉱物の採掘跡地を探索するそうです。下山地の大下りの廃村近い場所に1台車両をデポして登山口に向かいます。
 登山口といっても正規の登山道が有るわけでもなく、県道28号線の脇に駐車して8時50分に出発です。
 地形図を見るとやまあそさんの予定のコースは川向こうになっています。橋があるのかどうか心配でしたが橋が有りました。渡ると土砂が積み上げられていてやまあそさんは早速調査開始です。
 そこには鉱石が混ざっていました。やまあそさんは、「今日はこれを発見できただけで満足や!」と言っています。

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「県道28号線のスペースに駐車して出発」 「鉱物発見」

 川沿いに歩いていると目的の鉱物採掘跡があると言われている谷にやってきました。杣道があり谷を詰めて登っていきます。
 左の斜面は植林ですが、右の斜面は鉱物を採掘した時のズリらしく雑木地帯となっています。やまあそさんは作業道を見つけたらしくそれを辿っていくようですが、回り道なので私は斜面を直登します。
 しばらく登っているとやまあそさんが辿っている作業道に合流しました。ところが、「ジャケツイバラや〜!!前に進め〜ん!!!」とやまあそさんが下の方で叫んでいます。結局私が辿ったルートを登ることになりました。
 ジャケツイバラの洗礼を受けたやまあそさんは「前に進めるんかなぁ〜?」と呟いていますが、私は気にせず前に進むと突然目の前の斜面にぽっかりと穴が!
 鉱物採掘の坑道発見です!。 

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「鉱物採掘跡地を求めて谷を詰める」 「鉱物採掘の坑道発見!」

 中を見るとそんなに溜まった水の深さは踝位なのでとりあえず入ってみることにしました。
 坑道の高さは幅1.5m、高さ1.8m程で歩くのに全く問題は有りません。しかし奥に入って行くにつれて湿度が高くなり、山阿蘇山の照らすライトに反射するほど蒸気立ち込めていました。
 コンタクトの私は問題なく歩けますが、メガネのやまあそさんはレンズが曇るらしく前が見えないと言っています。
 更に奥に入っていくと坑道の真ん中にこんもりとした土のような山が所々有ります。そう、蝙蝠の糞です。やまあそさんは写真に納めていますがこんなもの・・・
 坑道の深さ(奥行き)はどの程度あるのでしょうか?先行する私に「もう十分。戻ろう!」とやまあそさんが声を掛けます。でも、足元を見ると誰かが入った足跡が残っています。「折角なので突き当りまで行こう!」とやまあそさんに言いながらどんどん進みます。
 途中、左への分岐がありましたが真っ直ぐ進みますと突き当たりの到着。そこには蝙蝠が明かりに照らされてパニクってばたばたと飛んでいました。最深部まで侵入し二人とも大満足で引き返します。深さは歩いた時間から見て300mほどだったように思います。

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「坑道は歩きやすかった」 「坑道の最深部に到達」

  30分のの坑道探検を完了していよいよ多賀登山目指して再出発です。
 ところが坑道からの先はジャケツイバラの森で進むことが全くできません。そのため、対面の斜面が植林なのでそちらを登ることにして一旦来た道を戻り植林帯の急な斜面をトラバースするように進みます。
 ジャケツイバラの森を避けて谷に降り立つととても歩きやすくなりました。目の前には尾根が見えていて、5分ほど登ると尾根に到着です。
 尾根は穏やかで遮る物がなく「次は自転車や〜」とやまあそさんは言っています。
 私も仕事が忙しく久しぶりの山のやまあそさんも少々ばて気味、少し休憩です。

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「倒木の急な斜面をトラバース」 「尾根に到着」

 少し休憩した後多賀登山に向けて出発です。
 多賀登山へはとても穏やかな尾根が続きました。暫く歩いていると目の前に切り開きが見えています。そこに到達すると中央に三等三角点が見えました。10時15分多賀登山に到着です。
 南を見ますとこんもりとした山の周りにリング状の建物が見えます。そうSpring8です。木が邪魔をして良く映ってはいませんが、肉眼では良く見ることができました。
 やまあそさんの話では、多賀登山は山城だったそうです。でも、辺りを見回しますが山城特有の切堀などの跡がはっきりと見つかりません。三角点の有る場所が山城とは限らないので尾根を先に進むことにします。

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「柔らかな日差しを受けて歩く」 「多賀登山に到着」

 山城の痕跡を求めて先に進んでいると右側に溝のような跡が延々と続いています。やまあそさん曰く堀切の跡のようです。これでやまあそさんの二つ目の目的が達成されました。
 更に歩きながらふと左側を見ると木の間からクレーンのアームが突き出ています。いったい何なのか?
 更に進むと左側が大きく開けて建築中の大きな構造物が現れました。全体を見回すと普通の建物のようには見えず、何か研究をするような建物のように見えました。こんなやまの中でいったい何を研究するのでしょうか?
 登山道のような踏み跡を進んでいくと峠道に降り立ちました。地形図に有る新宮町三ツ尾と佐用町久保をつなぐ峠道です。そこには上水の貯水タンクが設置してありました。

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「建築中の研究施設?」 「峠道に到着」

 時刻は10時を少し回ったところですので昼食には早いのでもう少し歩くことにします。
 上水施設の横から車が進入できる道が続いています。やまあそさんによればこの先には家が有るそうです。確かに車がそうこうしているようです。電柱も設置されていますが本当に人が住んでいるのでしょうか?
 少し歩くと行き止まりになり朽ち果てた小屋あり、その前には畑が広がっていました。人は住んでいないようです。行き止まりには岡山ナンバーの車がなぜか停まっていました。
 行き止まりから先には細い登山道が続いていました。暫く歩いていると右側が開けて宍粟の山々を見ることが出来ました。
 時刻は11時ですが朝が早かったのでお腹も空いてきました。冷たい北風が吹いてきましので風が当たらないところで昼食とします。今日は久しぶりの山、蓬莱のデラックス豚饅を蒸します。

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「行き止まりの左には荒れた畑が広がっていた」 「北には宍粟の山々がガスの中にうっすらと見えた」

 30分の昼食休憩を終えて先に進みます。
 ここまでは自転車も乗れそうな安定したルートでしたが、ここに来て倒木が増えてきました。やまあそさんは残念そう・・・
 先ほどの峠道から電柱がまだまだ続いています。いったい何処まで続くのか?興味心身で歩いていると目の前が開けて赤白送電線鉄塔に到着です。
 見れば配電盤が建っています。電線はこの配電盤に来ていたのでした。理由は航空障害灯の電源だったわけです。

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「松の倒木が・・・」 「赤白送電線鉄塔に到着」

 送電線鉄塔からは穏やかな雑木林となりました。とても良い雰囲気になり気分もよくなってきました。
 暫く進むとやまあそさんが前回縦走を断念したポイントに到着。真っ直ぐ進めば以前のルートを逆に辿りますもで、ここで左の尾根を辿ります。
 歩いているとやまあそさあんは前回の記憶が蘇ったそうで私が間違えるとこっちこっちと誘導してくれますので楽チンです。とても良い林が続きます。思わず駆け出してしまいました!

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「P436を左に巻く」 「駆ける!」

 順調に歩いて下りの尾根が穏やかになってきたかと思うと目の前にお墓が現れました。更に進むと左に下りの道が付いていて駐車地の廃村に下るようです。
 やまあそさんは以前これを下られているのでこのまま尾根を突き進んで下ることにします。でみお、道へは下りれるのかな?
 穏やかだった尾根が急に急下りになって滑らないように下りて良くと道に到着です。時刻は12時30分。
 この後駐車地までは10分でした。

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「墓地が現れる」 「下山完了」

 今日は久しぶりの山、やまあそさんと楽しく歩けてよい一日でした。
 今日歩いたルートです。

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