深山

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山 行 日 程 2012年3月11日(日)
天  候 晴れ時々曇り
同 行 者 やまあそさん、由李子

 春休みで帰省中の由李子がやまあそさんに会いたいというので、無理を言って同行させていただくことにしました。
 コースは、やまあそさんが10年前にMTBで走られたルートだそうで、今回は歩きでほぼ同じコースを辿られるとのことです。スタート地点は加西市畑町にある高峰神社で、下山ポイントは播但連絡道路の西の福崎町井口の恵比寿神社です。
 やまあそそさんの話によりますと、井口恵美須神社は毎年2月に夜通し祝う大祭があるそうです。待ち合わせのこの神社に行くと既にやまあそさんは到着済み。少し遅れたので急いでスタート地点の高峰神社へ向かいます。
 準備を整えて9時20分に出発、神社の左脇を通過して山に入ります。

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「高峰神社を出発」 「神社の左から登っていきます」

 神社の裏手に入ると「畑町 歴史の森」の標識があります。「水面のこみち」「ツツジ街道」「神話の道」と書いてあります。どんな道なのか?今日歩くのか?やまあそさんだけが知っています。
 今日のまず第1の目的地は「ゆるぎ岩」だそうです。その名の通り揺らぐのでしょうか?
 暫く小道を歩いていると分岐に到着。見ればゆるぎ岩には8分と12分のコースがあります。当然早く行くため8分コースを選択して右に進みます。

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「神社の裏を進んでいく」 「8分コースを選択して『ゆるぎ岩』へ」

 暫く登っていると急になってきた。それもそうだ、時間が短いということは距離が短い。当然短い距離で標高を稼ぐわけだから急になるはずだ。
 ひたすら登っていると標識の無い分岐にやってきた。どうも左のようだがやまあそさんは「真っ直ぐ!まっすぐ!」という。でも、急な谷なのでどうも変だが言われたとおりに進むと行き詰ってしまった。戻るしかない。8分コースが12分どころか15分コースになりそうだ。
 分岐に戻り平行なトラバースの小道をほんの少し歩くと正面に大きな岩が目に入ってきた。『ゆるぎ岩』だ。
 その昔法道仙人が「善人が押せば動き、悪人が押してもびくともしない。この岩を押して動かないときは自分に邪心があるから罪悪を懺悔して正直慈善の人にたちかえりなさい」と言ったそうな。さて、やまあそさんが押して動いたでしょうか? 

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「最初は好調だったが・・・」 「さて『ゆるぎ岩』は揺らいだか?」

 私はあっさりと揺らがせて深山に向けて出発です。
 水平なトラバース路を進むと尾根に到着。その尾根には綺麗な道が付いていて、麓の奥池から続いているそうだ。(12分コース)
 その1.5m位の幅の道を登っているといきなり行き止まりになった。でも、やまあそさんは知っていたそうで、鹿道を辿っていくとアスファルト道にひょっこりと出た。そこは昔の峠だそうで、傍らには石の道標がひっそりと建っていました。3面にその方向にある集落名が彫られていますがるが、北の方向は「日光寺道」と彫ってあります。やまあそさんによれば、深山の西には日光寺があってこれから辿るルートは参道だそうです。

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「綺麗な峠道」 「峠に到着」

 峠道から尾根に取り付いて深山を目指しますが、取り付いて直ぐに黒く焦げた倒木が沢山出てきました。どうも山火事が有ったようです。そのため日当たりがよくなってイバラが結構出ているので避けながらジグザグに進みます。
 火事後が終わると歩きやすくなったものの少し藪っぽい感じです。やまあそさんによれば昔はMTBで走られたそうですが結構荒れているようです。 

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「山火事跡を通過」 「なかなか良い道が付いています」

 穏やかな尾根を歩いていると前方に赤白の電波塔が見えるようになりました。
 歩きながらやまあそさんが「深山の三角点って何処にあると思う?」と言っています。ということは普通はピークに有るものがピークにないということでしょう。
 峠から30分で目の前が開けてひょっこりとアスファルト道が見えました。するとなんとそのアスファルトの手前に三角点が設置されていました。時刻は10時30分。
 アスファルト道を登るとNTTドコモの基地局に到着です。北東を見ると笠形山が良く見えました。
 今日のスタート地点にあった高峰神社はその昔この深山の頂上にあったそうです。

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「可哀そうな三角点」 「笠形山が良く見えた」

 出発してから1時間以上が過ぎているのに今日のルートの4分の1も来ていません!急がなきゃ!!!
 アスファルト道を少し下って再び尾根に入ります。この辺りには山城があったそうで、やまあそさんはその痕跡を探しながら歩いています。私にはよく判りませんが、あるピークの手前には曲輪跡があるそうで(私にはわからない)間違いなく城跡なのだそうです。
 尾根を20分ほど歩くと右側に砕石が敷かれた林道が見えました。このまま進むと切通しになって下りれなくなるかもしれないので下り易いところから林道に降り立ちました。
 暫く林道を歩いて再び尾根に取り付きます。

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「いい尾根だ!」 「正面に電波塔の日光寺山」

 再び尾根に取り付いたものの何とここからの尾根は酷かった・・・
 日光寺山の電波等は見えているのに藪のためなかなか進みません。実は巻き道(参道?)があったのですが私が尾根を登ろうと提案、それが裏目に出ました。
 今日一番の悪戦苦闘を乗り越え11時25分に日光寺山に到着です。

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「今日一番の悪戦苦闘」 「日光寺山に到着」

 丁度ベンチもあるのでここで昼食としました。
 30分ほどの休憩を終えて出発です。本日のコースのまだ半分市か着ていませんが、ここからは殆ど下りなのでスピードUPが出来そうです。天気は少し下り気味なのかポツポツ落ちてきました。
 これまで赤いテープが尾根についていましたが、日光寺山を下った鞍部から尾根を外れて南についています。どうも日光寺へ下るようです。
 そのテープをわき目に尾根を進んでいきます。穏やかな日光寺山からの道はとても良い尾根でした。
 暫く歩くと鞍部から登り返したピークに関電の「火の用心」ありここから左の尾根に進んでいくとなにやら地形が変です。やまあそさんの話では昔この山から石灰を採ってたというのです。石灰岩を見たことのない三人は???
 ども、そこら一面掘り返した跡が沢山です。

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「とても良い尾根歩き」 「石灰を採掘した場所なのか?」

 そんな調査をしているとユンボと作業をしている人の声がしています。尾根の北側に周りこむと鹿避けのフェンスを修復している作業をされていました。その鹿除け作業の道を辿ると麓に下りてしまいます。見れば尾根に復帰する1.5mほどの道が真っ直ぐ伸びています。それを登って尾根に復帰です。
 尾根に復帰して15分ほど歩くと三等三角点「北浦谷」に到着です。

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「作業道から尾根に復帰する真っ直ぐの道」 「三角点に到着」

 この三角点から西は道がとっても怪しくなってきた。
 藪だ!と思ったらビニール紐の回廊になった!カラフルだ!この辺りは松茸が採れるらしく縄張りを主張しているらしい。だがなんとも汚い。「山の持ち主は自分の山を汚しているのに気がつかないのだろうか?」といっています。
 その回廊を辿っていくとますます藪ってきて尾根を歩くのが大変になってきた。こういうときは鹿道を使うのが良い。播但第1トンネルの上のピークを南に巻いて行く。
 尾根に復帰して暫く歩くと左に視界が開けた。遥か遠くに日光寺山の電波等が見えた。

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「テープの回廊を通過する」 「遥か遠くに日光寺山」

 尾根に戻って下って鞍部に下りると何と綺麗な道が付いている。これはきっと井口神社に続いていると判断してフカフカの落ち葉の道を順調に下るとバッチリ神社に到着。時刻は13時50分。

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「落ち葉でフカフカの道」 「井口神社に到着」

 今日はやまあそさんに会えて由李子も楽しそうでした。やまあっさん有難うございました!
 今日歩いたトラックです。

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