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燕岳から

山 行 日 程 2012年8月9日(木)〜11日(土)
天  候 快晴
同 行 者 由李子

第1日目

 昨年の9月に北鎌尾根を歩くため中房温泉から入山した私は、主目的は達成できたものの少し残念なことがありました。それは、時間と天候の影響で燕岳と大天井岳の頂に立つことが出来なかったことです。
 今回、喜作新道から見る裏銀座の山並み、槍穂高連峰の景色を由李子に見せてやりたくて燕岳から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳と縦走し上高地に下山する計画を立てました。
 早朝、穂高駅の近くにある登山者用駐車場に駐車して4時45分発中房温泉行きのバスに乗車しました。料金は1700円、約1時間で中房温泉に到着、準備を整えて登山届けを投函し6時に出発です。
 登山口から直ぐに樹林帯の中に入り、合戦尾根を登っていきます。30分も歩けば第1ベンチに到着しました。この後第2、第3、富士見ベンチと休憩場所があります。
 登山口から約2時間で富士見ベンチに到着。昨年は見ることが出来なかった富士山がうっすらと見えています。

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「第2ベンチを通過」 「富士見ベンチから」

 富士見ベンチを通過すれば合戦小屋は近く30分で到着です。登山口から2時間30分です。
 前回9月の末、しかも平日ということもあり人気の無い小屋でしたが今日は沢山の人で賑わっています。
 前回は売っていなかった名物のスイカも販売していますが、8分の1切れのスイカが800円もしています。みんなはその高いスイカを食べていますが、私たちは凍らせて持って上がったフルーツ缶詰(パウチタイプ)を食べました。

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「この岩場が出てくると小屋は直ぐそこ」 「合戦小屋に到着」

 20分ほどの休憩を終えて燕山荘に向けて出発です。
 これまではあまり見ることが出来なかった大天井岳から東天井岳の稜線が時々見えてきました。
 大天井岳の右の尾根の向こうには槍の穂先が見えています。昨年、あの穂先を見たとき本当に辿り着けるのかと不安が余技いたのを思い出しました。
 尾根を登っているとダケカンバも徐々に細く低くなり、樹林帯から抜けると燕山荘が正面に見え、その右方向に燕岳が見えました。でも、ここからが結構急な登りで小屋は遠く、40分掛けて燕山荘に到着です。

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「東天井岳から大天井岳の稜線と右奥に穂先」

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「ようやく燕山荘が見えた」 「燕山荘に到着」

 昼食を取った後ザックをデポして空身で燕岳を目指します。
 燕岳への尾根は風化した花崗岩の砂礫で滑りやすい尾根でした。そして、数々のオベリスクの岩の中に有名なイルカがいました。
 約20分で燕岳頂上に到着。頂上はオベリスクのピークで結構狭い頂でした。

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「燕岳の稜線」 「燕岳に到着」

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「大天井岳から鷲羽岳」

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「水晶岳から立山」

 景色を堪能して小屋に戻って大天荘に向けて出発です。
 喜作新道はほぼ水平な尾根で軽快に歩くことが出来ます。難所と言いますかちょっと高低差があるのは大下りの一箇所だけです。
 裏銀座や槍穂高連峰の山並みを見ながら歩くこの稜線には沢山のコマクサが咲いています。しかし、ピークを過ぎているのでしょう、数は沢山ありますが綺麗なコマクサは中々見つかりませんでした。
   景色やコマクサを楽しみながら歩くと岩場に到着、例の蛙岩(ゲイロイワ)です。

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「コマクサ」 「蛙岩を通過」

 ゆっくりと景色を見ながら歩いたのでコースタイムの1時間で大下りの肩に到着、景色を見ながら少し休憩。
 大下りは一度100m下って60mほど登り返します。登り返して暫く歩くと再び砂礫帯になりコマクサが沢山咲いています。この場所はコマクサ街道と言っても良いでしょう。

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「大下りの肩」 「登り返して大下りを振り返る」

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「コマクサ街道」

 槍穂高連峰を見ながらのコマクサ街道が終わると正面に大天井岳が見えてきました。
 鎖が付いている切通岩を下って登り返すと分岐に到着、真っ直ぐ進んでトラバースすれば大天井ヒュッテ、左の尾根を登れば大天荘です。
 今日はテント泊なので左の尾根を登りテン場のある大天荘に向かいます。

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「正面に大天井岳」 「分岐を左へ」

 分岐から標高差160mを登りますが、今日の終盤でのこの登りは結構辛い登りでした。
 コースタイムは40分ですが由李子のハイペースにあわせて踏ん張ったので30分で大天荘に到着です。

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「試練の本日最後の登り」 「大天荘に到着」

 受付を済ませてテントを張りビールを飲んで一服した後大天井岳に登ります。
 テン場から小屋越しに見るピークはニセピークで、頂上はその奥にあります。テン場からほんの10分で大天井岳に到着です。
 日が西に大きく傾き逆光の上にガスがモクモク出てきて眺望はいまいち、仕方が無いので誰もいない頂上での〜んびり過ごしました。

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「テン場から見えるのはニセピーク」 「大天井岳頂上にて」

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「大天井岳頂上から」

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「明日歩く尾根の先に常念岳」

 明日は常念岳を経て蝶ヶ岳へ!


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