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蝶ヶ岳から

山 行 日 程 2012年12月9日(木)〜11日(土)
天  候 快晴
同 行 者 由李子

最終日

 昨夜から天候は下り坂のようで、昨日に比べテント内の気温はとても高くなっています。とはいっても18度ですが・・・
 早朝ご来光を見よう5時前にテントを出ますが、東の空の水平線にはガスが漂っていてどうも期待は出来ないようです。でも、せっかくなので待つことにしました。
 昨日の日のでは丁度5時でした。一日しか変わらないのですが水平線の雲のために日の出は27分でした。しかも結構明るい日の出になってしまいました。
 由李子を起こして持って上がったバタールとカップスープの朝食を食べました。テントを撤収し、準備を整えて丁度7時に出発です。
 今日は徳沢園に下るコースを辿り上高地までの4時40分の行程です。昭文社の地図には、これから下る長屏尾根の所には「樹林帯を行き展望無い」と記して有ります。これまで2日間見て来た雄大な北アルプスの山々の景色ともお別れです。

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「遅かった日の出」
お日様の直下は安曇野市の中心
「蝶ヶ岳頂上を後にする」

 蝶ヶ岳頂上から暫くハイマツ帯を穏やかに下っていきながら振り返ると蝶ヶ岳ヒュッテが見え、その奥には常念岳、そしてその奥左には大天井岳が見えました。「この2日間楽しかったな・・・。本当に今日これで下ってしまうと思うと終わりなんだと思うと淋しい」と由李子がポツリと言いました。「また9月があるよ!」
 徐々に急になってどんどん高度が下がるといよいよ樹林帯に入る場所にやってきました。今回の山行最後の山並みです。 

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「昨日歩いたコースを振り返る」 「最後に見る槍穂高連峰」

 樹林帯に入って暫く歩いていると目の前が開けて水の枯れた池の場所にやってきました。ルートは左でも右でも良いようです。由李子がこちらを見ますので「どちらでもお好きな方へ!」と言って由李子がとった方向は右。
 暫く歩いていると右側にちょっとしたお花畑があってハクサンイチゲが沢山咲いていました。ようやくお花畑に出会いました。二人で「よかったね!」と言ったとたん
 「お父さんクロユリ!」
 「どこどこ?」
 「ほらそこに一杯咲いてるやん!!」
 良く見れば緑の中に紛れて黒い花がポツリポツリ咲いていました。
 これまでクロユリの蕾と花は何度も見たことが有りますが、昨年は見ることが出来ませんでした。他にないかと周りを見回したとき、捩れた黒い花を見つけました。明らかにクロユリですがこれまで見たことがありません。良く見れば数株同じようなのがあります。どうも終わりかけのクロユリのようです。
 他にもクルマユリが咲いていました。

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「クロユリ」 「終わりかけのクロユリ」

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「ハクサンイチゲ」 「クルマユリ」

 更に穏やかな樹林帯を下っていると池が出てきました。あんまり綺麗な水ではありませんし何てこと無い池だと思っていましたが、「妖精の池」だと後日知りました。
 穏やかな尾根を順調に下ると標識に到着、三角点がありますのでここが「長屏山」です。

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「妖精の池」 「長屏山」

 三角点を過ぎて暫く歩いているといよいよ急な下りとなってきました。結構な急な下りです。周りは松林でその中をつづら折れにどんどん下っていきます。
地図に書いてあった通り眺望は全くありませんが、こういった樹林帯の中を歩くのも結構好きです。
 そのつづら折れの樹林帯を2時間ほど下って徳沢園に到着です。

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「穏やかな尾根から急な下りが始まる」(Ca2495) 「整備された登山道は歩きやすい」

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「ようやく小屋が見える」 「徳沢園に到着」

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「上高地に向かう」 「河童橋に到着」

 由李子との夏山が終わりました・・・


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