殿下コースを辿って

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反射板から

山 行 日 程 2013年7月7日(日)
天  候 曇り
同 行 者 OAPさん、やまあそさん

  09年9月に大森神社を過ぎた林道から分水嶺の尾根を辿って三ノ丸殿下コース登山口まで歩き、また10年2月には三ノ丸から若杉峠まで歩きましたが、そのとき目に入ったのが神姫バスの山スキーコース案内プレートで、「戸倉殿下コース」と記されているものでした。
 その昔、大正天皇の第3皇男子の高松宮宣仁親王が山スキーで下られたという話があるそうですが、皇室の正式記録には残っていないそうです。
 今回、そのコースを辿ってみることにしました。
 ヤマメ茶屋入り口の空き地に駐車して9時50分に出発、ヤマメ茶や手前の橋を渡って左方向の林道に入り尾根に取り付きます。

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「ヤマメ茶屋手前を右へ」 「取り付きはとても急です」

 取り付いた急な斜面を登りきると尾根に出ました。
 ここからの尾根はそんなに急ではなく程よく高度を稼いで行きます。
 分水嶺に近づくにつれてブナやミズナラの大木が現れてとても良い尾根となって行きます。

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「とても良い尾根」

 登りはじめておよそ一時間で分水嶺に乗り、三ノ丸殿下コース登山口に向けて登っていきます。
 暫く歩くと「宮の奥山」に到着です。2度歩いていますが記憶が殆どありません。
 分水嶺を進んでいくと自然林は無くなり杉の植林となります。尾根はそこそこ明瞭ですが気を抜くと違った方向に進んでしまいますので注意が必要です。
 分水嶺は眺望が殆ど無いので森林浴を楽しみながら歩きます。途中一箇所だけ東の方向に開けているところがあり、大段平から氷ノ山への登山道にある大屋町避難小屋の赤い屋根が見えています。ここで昼食休憩。

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「『宮の奥山』に到着」 「杉の植林帯は迷いやすい」

 休憩を終えて暫く歩くと徐々に笹が現れてきます。その尾根を歩いているとひょっこりと広い平坦地に到着、ここに分岐の石柱と神姫バスの殿下コースプレートがあります。
 

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「徐々に笹が出てきます」 「殿下コースの分岐に到着」

 ここからは笹が徐々に厚くなってきます。
 石柱のところで30のプレートです。確か何枚か木に取り付けてあるプレートを見た記憶がありますが、落ちていれば笹で隠れて発見は難しいでしょう。
 と思いながら歩いていると26を発見。29、28,、27は分かりませんでした。
 徐々に元気なチシマザサとなり尾根の真上を歩くのが困難になってきました。避けて植林との境を歩いて13時5分に殿下コース登山口に到着。

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「26」 「殿下コース登山口に到着」

 休憩もそこそこに戻ります。
 戻る?そう、戻るんです。石柱から目的の尾根を下れば良いのに二人が登山口まで行こうって・・・
 石柱まで戻る間もプレートを探しますが、23を発見するのみ。殿下コース分岐には14時丁度に到着。通過した時刻が12時30分でしたから1時間半も掛かってしまいました!
 石柱ポイントからは自然林の尾根かと思いきや、立ち入ってみると植林帯となっていました。

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「分岐に戻って再スタート」 「植林帯だった」

 暫く歩くと反射板が設置してあり、三久安山、阿舎利山、一山などが見えてなかなかの眺望でした。
 この尾根は穏かに下っていて、しかも尾根がそこそこ広いので山スキーにはもってこいの尾根です。きっとこの尾根が殿下コースだと思われます。
 植林帯が終わると右の斜面(谷)は自然林になりました。なかなか良い雰囲気で山スキーをすればとても気持ちが良かったと思います。

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「反射板から」 「なかなか良い尾根です」

 尾根を順調に下っていくといよいよ沢の音が近くなってきました。植林帯の斜面を下りきると正面に沢が流れており、その場所からは渡ることができませんので少し遡上して沢を渡って林道に出ました。
 

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「沢を渡って」 「林道に」

 石柱分岐からの尾根上には殿下コースのプレートは残念ながら見当たりませんでした。でも、山スキーは斜度が安定した広い谷でなければ基本的に尾根を滑ります(雪崩、デブリ、シュルンド等で滑れない)ので、地形的に見ればこの尾根が殿下コースといっても良いと思います。
 今日歩いたトラックです。

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