立山

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山 行 日 程 2013年8月7日(水)〜12日(月)
天  候 晴れ(10日のみガス多し)
同 行 者 由李子

第6日目(最終日)

 新穂高温泉からの縦走もいよいよ最後の日となりました。今日の歩行時間は9時間30分ほど、16時30分の最終便に乗らなければなりませんのでいつもより早起きをしてテントの撤収に掛かります。針ノ木連峰の赤沢岳の背後から朝日が登ります。
 撤収を終ええ6時15分にテン場を出発です。テン場から五色が原ヒュッテ跡地を抜けるまでは木道となっています。振り返ると裏銀座の向こうに穂先が見えました。

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「赤沢岳に登る朝日(右はスバリ岳と針ノ木岳)」 「五色が原のテン場を振り返る」

 テン場から15分でザラ峠への下りのポイントのやってきました。正面に獅子岳、その左に龍王岳が聳えています。その獅子岳と龍王岳の中央奥に雄山見えています。
 ザラ峠までの下りはあっという間でした。しかし獅子岳への登りは結構急で、登山道はつづら折れとなっており、上部は岩場のようです。

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「獅子岳と龍王岳、その中央奥は雄山」 「ザラ峠から獅子岳へ登り返す」

 ザレタつづら折れの登山道を登りきると岩場となりはしごが取り付けてあるところもありましたが順調に登りきりテン場から1時間30分で獅子岳に到着です。正面には龍王岳と雄山が見えました。

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「丈夫の岩場にはハシゴもありました」 「獅子岳から龍王岳と雄山」

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「左端奥に大天井岳、三岳、野口五郎岳、奥に槍穂高連峰、赤牛岳、雲ノ平と笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳」

 獅子岳から一旦下り鬼岳を回りこむところにやってくると雪渓が残っていました。雪渓はそんなに急ではありませんが落ちると止ることなくかなり下まで行きそうです。
 鬼岳を回りこむと正面に急峻な龍王岳が目に入りました。

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「鬼岳を回り込む雪渓ルート」 「龍王岳が聳えていました」

 龍王岳の何処をどう登るのかと思っていましたが、鞍部まで下ると龍王岳の西側を巻いていくルートになり安心しました。
 鞍部から龍王岳の巻道を順調に登って30分で富山大学研究所に到着。快晴の中、立山連峰が綺麗です。

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「龍王岳のピークは登らず西側を巻いて行く」 「巻道から富山大学立山研究所のあるピーク」

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「快晴の中、剣岳と立山を望む」

 時刻は9時15分、予定よりも早い時間なのでホッとしていましたが、見ればターミナル方面から蟻の行列のように沢山の人が登って来ています。あの団体に巻き込まれるとあっという間に時間を費やしてしまいそうです。
 一ノ越山荘まで駆け下りて雄山への登りに取り付いたものの時既に遅し、観光登山の行列に巻き込まれてしまいました。こうなれば流れに従うしかありません。コースタイムは一ノ越山荘から1時間ですがいったいどれ位・・・

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「一ノ越山荘に到着。見れば観光登山客で渋滞発生」 「登りに取り付くと前方に渋滞が・・・」

 カタツムリのような速度と思わせるように3歩進んでは止まり、2歩進んでは止まりと登っていきます。Ca2880mのところで急な登りが終わると渋滞の原因の団体さんが脇で休憩したため渋滞が解消されスピードUP、10時30分に雄山神社社務所に到着です。(結局1時間で登ったのでコースタイムは渋滞を見越していたようです)
 振り返ると針ノ木連峰から薬師岳まで一望、今回歩いてきた道のりが手に取るように分かります。

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「Ca2880から渋滞解消し雄山神社社務所が目の前」 「雄山神社に到着」

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「一等三角点『立山』(2991.6m)から北アルプスを望む」

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「左から蓮華岳、手前に針ノ木連峰、船窪岳から水晶岳の裏銀座、その奥は燕岳から大天井岳の表銀座、槍穂高連峰、笠ヶ岳、奥に乗鞍岳」

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「笠ヶ岳の手前に雲ノ平、黒部五郎岳、薬師岳、五色ヶ原、龍王岳」

 景色を堪能し雄山神社で御札を授けていただき、御祓いをしていただきました。御祓いをしていただいたら神主さんからお神酒が振舞われました。

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「立山大権現雄山神社にお参りする」 「御祓いを受ける」

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「雄山神社から」

 御祓いが終わり大汝山に向かいます。どうも観光登山者は雄山までのようで人が極端に少なくなりました。
 大汝山には15分ほどで到着しましたが、沢山の人がピークに立つために並んでいます。それも結構な人数で、ピークでの滞在時間も少ないようです。確かに最も高い標高ではありますがそこまでして立つことの程もないので富士ノ折立に向かうことにしました。

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「雄山から大汝山に向かう」 「大汝山を通過する」

 大汝山を通過して下ると休憩所に到着、そこかしこに登山者が休憩していますのでここも通過して富士ノ折立に向かいます。
 大汝山からは10分で富士ノ折立の肩に到着、見上げるほど聳えています。大汝山に比べ人が少なくまた、見上げると結構急峻に見えるので皆登ろうとしません。見た目よりは簡単なので由李子と二人登ることにしました。

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「休憩所を過ぎるといっそう静かになった」 「富士ノ折立を見上げる」

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「実際はそんなに急ではないので簡単に登れる」 「頂上で一服」

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「左に剱岳、奥には朝日岳、白馬三山、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳」

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「左から鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、岩小屋沢岳、鳴沢岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳」

 景色を堪能して富士ノ折立から降りて室堂に向かいます。
 下りっていると由李子が「お父さん、あんなところに人が!」と言うので内蔵助カールを見下ろすと人が登ってきています。内蔵助平から登ってきているようで、この時期なのにまだまだ残雪が多いので結構きつい登りだろうと推察しました。
 富士ノ折立から10分で「大走」の分岐に到着。時刻は丁度12時ですがこのまま室堂まで一気に下りて昼食をとることにします。

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「富士ノ折立からは結構急な下り」 「大走の分岐に到着」

 トラバース気味に少し斜面を横切ると室堂への下りが始まります。室堂を俯瞰しながら下るのでとても良い景色の中を下ります。
 大走コースのくだりはザレていて少し下りにくいコースで、しかも下りが長く結構疲れました。やはり観光登山客の領域ではありません。

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「左から浄土山、国見山、天狗山、右に奥大日岳」

 およそ45分で賽の河原に到着、前方に雷鳥沢キャンプ場が見えています。色とりどりのテントが綺麗に見えます。
 木の橋を渡って沢の土手を登るとキャンプ場に到着。立山三山が良く見えて結構良いロケーションのキャンプ場です。

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「賽の河原からキャンプ場に向かう」 「雷鳥沢キャンプ場から」

 キャンプ場からは歩道を歩いて室堂に向かいます。が、キャンプ場は立山で一番標高が低い場所なので登り返すように歩道を歩くのが結構辛く、休みやすみ向かいました。
 キャンプ場から30分掛けて雷鳥荘に到着。ここで温泉に浸かってお昼ごはんにしました。

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「キャンプ場からきつい登り返し」 「雷鳥荘に到着」

 由李子との夏山が終わりました。
 今回5泊6日という長旅でしたが、無理をせずゆっくりとしたペースだったのでそんなに疲れは溜まりませんでした。何よりも天候に恵まれたのはとても幸いでした。

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「血の池」 「ミクリガ池」

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「大観峰から針ノ木連峰」

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