間ノ岳 中白根山

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山 行 日 程 2014年8月19日(火)〜20(水)
天  候 第2日目 晴れ
同 行 者 由李子

第2日目

 昨日は夕方にガスが晴れてよい景色を楽しむことができました。また、深夜に目を覚ましてテントから出てみると満天の星空でしたので明日の朝も良い天気であることを確信して再びシュラフにもぐりこみました。テントの中の気温は12℃。
 早朝3時を過ぎるとテントを撤収し始める人がちらほら出てきました。北岳頂上でご来光を拝む人たちのようです。私たちは間ノ岳に向かいますのでゆっくりとします。
 朝4時半に起床して準備を整えて6時に出発です。

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 今日は大陸に強い高気圧が発生しているようで冷たい北風がビュンビュンと吹き付けてきます。由李子は手袋をしているので大丈夫のようですが素手の私は結構冷たくなってしまいました。でも天気は上々です。
 およそ30分で中白根山に到着、間ノ岳がようやく見えました。また、振り返ると南アルプスの女王といわれている仙上ヶ岳から北岳まですっきりと見えています。
 北を見ればうっすらと北アルプスの稜線が見えています。今日は北アルプスも良い天気のようです。

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「前方に標高3055mの双耳峰中白根山」 「手前の中白根山に到着」

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「左から仙上ヶ岳、奥に鋸岳と甲斐駒ヶ岳、その右奥は蓼科山そして北岳」

 3000mの稜線を歩いて1時間20分で間ノ岳頂上に到着です。
 依然として風は強く日が高くなるにつれてガスが出始め、逆光の富士山は白いガスの中にその黒い影を透かしており、仙上ヶ岳はすでに笠を被っています。

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「3000mの稜線を歩いて間ノ岳」 「間ノ岳頂上に到着」

 今日は下山しますので景色は3000mの稜線から楽しむことにします。
 日が高くなったので光が回り込んで見る景色が綺麗になってきました。また、南の方向に発生していたガスがすっきりと無くなって富士山もその雄姿をくっきりと見せてくれました。

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「富士山の形が綺麗です」 「3000mの稜線で景色を楽しみながら」

 往復およそ2時間30分の散歩を終えてテント場に戻りテントを撤収して下山にかかります。
 テントを撤収して9時15分に下山開始です。今日は北岳には登らず八本歯ノコルへのトラバース道を使って下山します。
 最初は穏やかなコースでお花畑に囲まれた道です。が、終わりの頃になると木の水平梯子などがありスリル満点です。

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「八本歯ノコルへのトラバースは花が豊富」 「結構多い水平梯子」

 45分で北岳へ登る登山道との分岐に到着、このまま八本歯ノコルに向かいます。
 前方に富士山を見ながら岩場を下っていきますと木の梯子にやってきました。ここを下ればコルに到着です。

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「北岳への分岐に到着」 「梯子を下って八本歯ノコルに到着」

 さて、ここからが大変です。記憶によればこれから多くの梯子を下っていかなければなりません。これまで数人の登山者とすれ違いましたが、これからは更に登山者が増えると思うのですれ違いも多くなり思うように下っていけなくなります。
 暫く下っていると案の上すれ違いが多くなってきました。しかし思ったほど登山者は多くなく時間をかけずに梯子の部分を終えることができました。
 途中、鳳凰三山が綺麗に見えました。

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「八本歯ノコルから蓼科山と八ヶ岳を望む」
(左に蓼科山、右のピークは赤岳)
「八本歯ノコルから暫く階段梯子が多い」

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「鳳凰三山と左奥に蓼科山と八ヶ岳」

 階段梯子が終わると樹林帯から抜けていよいよ大樺沢コースのメインとなります。大樺沢コースはザレたコースなので滑らないように下るため結構足に負担がかかります。また、今日は日差しがきつくとても暑いです。
 振り返ればバットレスが覆い被さってきました。

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「ザレた大樺沢コースの激下り」 「屹立したバットレス」

 階段梯子が終わってから登山者が増えてきて登り優先のため待つことが多くなってしまいました。八本歯ノコルからコースタイムを15分オーバーして白根御池小屋の分岐に到着です。ここからトラバースして小屋によって昼食休憩とします。
 分岐から小屋までは樹林帯のトラバース路で小屋まで30分ほど、これまでの日陰の無いザレた下りから開放されてホッとしました。テン場から出発して2時間30分で小屋に到着です。

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「小屋へのトラバース路は樹林帯なので涼しい」 「樹林帯を抜けると白根お池に到着」

  白根御池小屋の水場には「南アルプスのおいしい天然水」と書いてあります。あと2時間ほどの下山なので持っている水筒にたっぷりと水を貰いました。
 30分ほどの休憩を終えて下山開始、昨日は急な登りでしたから当然今日は急な下りです。足にザックの重さが堪えます。由李子はどんどん下っていしまいます。
 小屋を出発して1時間30分でアルペンプラザに到着、今年の夏山が終わりました。

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「小屋を後にする」 「アルペンプラザに到着」


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