鳥取県智頭町 鳴滝山

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山 行 日 程 2014年10月19日(日)
天  候 快晴
同 行 者 山ボーイさん、やまあそさん

 以前は笹一面の山で積雪時にしか登れなかった東山、その東山頂上まで笹が刈り払われて登山道が出来ているのは既に周知されていますが、この夏にその先の鳴滝山までも同じように笹が刈り払われてたという情報をやまそさんが若桜の山ボーイさんから聞いたそうです。
 その尾根は激藪で2011年に東山から鳴滝山まで縦走しました。しかし、その激藪ももう過去の話となってしまったようです。
 激藪がなくなったのならその先の綾木峠まで歩いてみたいとのことなので実行することにしました。
 虫井神社で山ボーイさんと合流し八河谷に山ボーイさんの車をデポ、一路オオダワの東山登山口に向かいます。登山口までは結構遠く1時間ほど掛かってしまいました。準備を整えて9時40分に出発です。
 東山頂上までの1時間も掛からない登りを順調に登ります。今日は快晴、雲ひとつありません。

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「昔は笹一面だったのが嘘のよう」 「ぶなの黄葉もピークを過ぎかけている」

 気温も丁度良いのでペースは上々です。最初の登りを順調に終えて穏やかになると一面笹原になるはずがその笹が痩せ細ってしまって見るも無残な様相です。

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「2011年7月31日」 「密藪も薄くなり痩せ細っており、おまけにシダが・・・」

 さらに登って頂上近くになると振り返ればとても良い景色です。

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「左から扇ノ山、青が丸に陣八山、その奥は三川山、そして氷ノ山、右端に赤谷山、その奥は須留ヶ峰」

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「左にくらますと三室山、その右に天児屋山、その奥に植松山、その右に後山と駒ノ尾山」

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「沖ノ山とその右奥に那岐山、その右には泉山」

 東山の頂上には10時45分に到着、登山口からゆっくりと景色を楽しんで1時間ほどです。
 以前は木々に囲まれていましたが、周りの木々が伐採されて眺望はとても良くなっていて、北を見れば鳥取市街が見えています。その代わり大きなブナなど自然林が犠牲となっていますが・・・
 今日は遠望がとても良く、大山まではっきりと見えました。

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「東山頂上に到着」 「大山が良く見える」

 少し景色を楽しみながら休憩をして鳴滝山に向かいます。
 鳴滝山への尾根はきれいに刈り払われていて何の苦もなく歩けます。ただ、笹の切り口が鋭いものもあるので注意が必要です。
 しかし、3年前はとても厳しい密藪だったんですけどね・・・

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「2011年の密藪」 「今回の状況」

 この調子なら前回2時間45分掛かった鳴滝山までの時間もほんの1時間少々で到着できるかもしれません。
 東山からしばらくアップダウンの無い尾根を進むと尾根は長い下りになるのですが、前回はここがたいそうな密藪で一番苦労したところとなります。その場所も同じようにきれいに刈り払われています。しかし、急な下りなので注意が必要です。
 鋭い切り口の笹に気を付けながら下りきるとそこはとても良い場所でした。

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「一番の密藪だった下りも楽に下れる」 「下っていると徐々にぶなが現れる」

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「黄葉のブナの林」

 前回の激藪縦走の時期は夏、その時はまったく気がつきませんでした。
 黄葉した木々を眺めながらちょっとしたピークのP1204に登り返します。この場所は激藪のときに迷いかけたポイントで注意が必要で、ここでほぼ直角に進路を左に変えます。
 穏やかに下ってちょっと急な登りとなりますがとても良い雰囲気です。登りきると尾根は穏やかになり正面に鳴滝山が目に入ってきました。
 鳴滝山には12時10分に到着、前回は2時間50分掛かりましたが今日は1時間20分で到着です。3年前に来た時は頂上は木々に囲まれていて眺望はありませんでした。しかし、この山も木々が伐採されて狭いですが少し景色を楽しむことが出来るようになっています。

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「とても良い雰囲気」 「鳴滝山」

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「鳴滝山への最後の登り」 「鳴滝山に到着」

 昼食を済ませて綾木峠に向かいます。鳴滝山からはしばらくは歩いたことのある尾根歩きです。
 これまでは自然林が豊富な山歩きでしたが、ここからは植林の尾根が結構続きます。前回下った尾根を通過して さらに先に進むと前方が明るくなりよく見ると左に林道が見えました。林道は尾根を巻くように付けられていて、しばらくすると離れていきました。
 鳴滝山からP1023までくるとこれまで植林の尾根歩きでしたが再び自然林の尾根に変わってきました。とても良い尾根に変貌です。

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「尾根を歩いていると林道」 「若いぶなも多い」

 自然林の尾根を楽しみながらピークを巻いて1051mの四等三角点『西ヶ谷』の手前に到着すると「巻いたピークが展望台です」山ボーイさん。折角なので一人で登り帰して展望を楽しみました。

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「展望台から鳴滝山」

 秋の日差しが心地良く気持ちよく歩いていると石英の塊が尾根に結構あります。いよいよ鉱山跡が近くなったようです。
 前方が突然明るくなったと思うと尾根がそこでスッパリと無くなっていました。目を下にやると斜面が切り取られています。
 尾根が切れているので切り取られた端を下っていきます。跡地には錆びたブルドーザーが取り残されており、やまあそさんによるとこの鉱山跡地は『金足鉱山』というそうで、花崗岩から派生した石英脈中のタングステンを試掘したそうです。

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「やまあそさんの先には尾根は無い」 「尾根の下には鉱山跡」

 当初の計画では鉱山跡地だから搬出した作業道路があるだろうということでそれを利用するつもりだったそうですが探しても無い。
 ならばどこかの尾根を使って下ろうと考えとりあえず西にトラバースすると鉱山の作業場跡地がありました。すると当時利用されたと思うような踏跡があったのでそれを辿ることにしました。しかし途中でなくなってしまっており、綾木峠まで行って自然歩道を下るほうが確実ということでトラバースしながら尾根に戻ることにしました。
 尾根に復帰して尾根を下ると綾木峠に到着。時刻は15時丁度。 

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「明瞭な踏跡も消えてしまう」 「綾木峠に到着」

 峠から谷までは近畿自然歩道なので木の階段など整備されていますが、谷に降りると歩道が沢沿いのためとても荒れています。
 ほとんど沢の状態の道を下って舗装路に下山、デポした駐車地には15時40分に到着です。

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「荒れた自然歩道」 「舗装道路に下山」

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