槍ヶ岳

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山 行 日 程 2019年5月2日(木)〜4日(土)
天  候

第2日目

 早朝4時30分に目が覚めプロトレックを見るとテント内の温度は−3.4度でした。
 聞こえてくる音からすでに準備を開始している人がいるようで、外を見てみると南陵に向かって登り始めている人もいます。
 食事をゆっくり済ませて遅ればせながら私も準備を整え6時丁度に出発、今回のルートはあずき沢ではなくザイテングラートの右側を登っていきます。見ればあずき沢にはデブリができています。

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「南陵に向かっているパーティ」 「ザイテングラートの右側を直登する」

 ザイテングラートを登ったのは2004年の9月に由李子と登って以来です。
 夏道はザイテングラートのつづら折れの歩きやすいルートですが今回は雪上の直登、昨日の疲れが十分とれていないようで体が重くなかなかペースが上がりません。

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「あずき沢方面にはデブリ」 「涸沢を振り返る」

 立ち止まり息を整え再び登るというのを繰り返し8時20分に穂高山荘に到着、所要時間は2時間20分で割と早く着きました。小屋はまだ完全に雪の中で最小限の除雪しかされていません。
 頂上へのルートを見ると、梯子上部の斜面には積雪があるのが見え緊張感が走ります。
 行動食の練乳を口に含んで水を飲みカロリーをとって8時50分に頂上目指して出発。 

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「2階まで積雪が残っている穂高山荘に到着」 「梯子上部には雪が残っている」

 梯子を難なくクリアーするとそこは雪の壁。垂直の壁ではありませんが傾斜角度は結構なもので、降りてきている人は体を雪面に向けてアイゼンの前歯を凍った雪に打ち付けて一歩一歩確実に確保して降りてきています。
 下りは大変ですが登りは問題はなく、このような雪面を2か所クリアすれば後は無雪期の登山道と同じです。

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「梯子の上の雪の斜面」 「難所が終われば夏道と同じ」

 出発してから1時間で奥穂高岳(3190m)に到着、時刻は9時50分。
 薄く雲があるものの天気に恵まれ360どの大パノラマを楽しみます。
 頂上からの動画

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「頂上に到着」 「左に霞沢岳、奥に乗鞍岳、右に焼岳、眼下に上高地」

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「ジャンダルム」 「左に笠ヶ岳、右奥に双六岳」

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「槍ヶ岳」 「大天井岳から常念岳」

 まだまだ景色を楽しみたいところですが、陽が昇り雪も緩んでるでしょうし無雪期と違って下山時に渋滞が起こると危険なので周りを見渡して下山する人が少ないときを見計らって下山に掛かります。
 やはり難所は2ヶ所、雪の斜面に向かって這いつくばるように下りますが、案の定雪が緩んできておりアイゼンが効きにくくなっています。
 滑落しないように慎重に下って10時55分小屋に到着です。
 小休止の後11時30分涸沢向かって下山し、13時丁度にテント場に到着しました。
 小屋から天場までの下りは思ったよりも結構きつかった。
 あとはゆっくりと景色を楽しみました。

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「天場に到着」 「頂上にて」

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